【詩】真っ暗な夜の話
真っ暗な夜は
誰かがマントで
包んでしまったから
だとしたら…
きっとその人は
バサッと広げて
地上をおおったに
ちがいない!
真っ暗な夜
人々は思い思いに
その時を過ごす
怖がらないで
その人は
みんなが心を
休めることができるように
真っ暗でおおったんだ
でも、その人、
地上をマントで
おおったとき
つい、
「フハハハ…」
と、言ってしまったんだ
そのために
人々の間で
賛否両論が
起きてしまったんだ
いろんな感情が
芽生えた
ぼくは言いたい
寝る時間だよ
おやすみなさい
そんなぼくは
ちゃっかり起きていた…