年が明けて、まだひとつの映画に取り組み続けている。 多少他の仕事も動き始めているが、この映画が完全に終わったあと、自分は何をしているのだろうと想像すると、焦る気持ちが出てくる。 広告の仕事は何本もスパイラルしながら走るという感じが当たり前で、息つく暇なく、次はこのコンテの締切で、来週はあの件で撮影で、その翌日に別件の完パケがあったり。 自分に立ち止まる余裕を与えてくれなかった。 しかし、今回の映画制作は、ほぼ1年間取り組んできた事。 終わった後にポカーンとした時間が
このnoteを始めた頃のモチベーションは、クリエイターとの交流や、新たな仕事の出会いへの期待だった。 しかし、5月から投稿が止まっているのは、つまりそのモチベーションが無くなっていたということ。 その大きな理由が映画制作。5月頃から今に至るまで、1本の作品を作り続けている。 映画制作を始めた事自体が、新たな仕事との出会いだったし、新たな人との出会いの連続だった。 noteやtwitterに求めていた新たな出会いが、ひとまず満たされてしまったという事だ。 あと2ヶ月で
最近知人から、未来の話よくするよね、と言われた事がある。 意識してなかったけど、たしかによくしている。 と同時に、逆になんであなたは未来の話しないの?と聞きたい。 自分に言わせれば、未来を想像する事自体がすでに趣味であり、エンタメなのだ。 よく旅行は計画してる時が一番楽しいという話を聞くけど、そんな感じ。 お金もかからず、想像するだけでワクワクしたり、多幸感を得られるなら最高じゃないか。 考えてみると、未来の話をしてしまうのは職業病なのかもしれない。映像を作るとき
PCの不具合が多いので3年ぶりに変えた。 変えるにあたって重視した事。 まずは軽さ。今までのPCは編集をメインに考えていたので、Dellの結構インチ数大きいものを使っていた。 これが重かったー。バッテリーも結構な重量あったので毎日持ち歩くと肩が凝ってしょうがない。 これを解消したかったので、軽量である事は1番重視。 色々調べた結果、Surfaceに行きついた。 そして、よく考えたら編集に使っている時間よりも、メール、パワポ(企画やコンテ作り)、見積もり、スケジュー
数日間、朝から晩までやる事が詰まっていて、note書く暇も無かったので、今日は気楽な話にしたいと思う。 自分は結構地方ロケに出ることが多い。 いつもホテルを予約するサイトも、使いすぎていつの間にかプレミアム会員になっていた。 それで、地方ロケの楽しみと言えば、美味しい郷土料理を食べることなんかもあるが、旅情を楽しむ、というところがポイントだ。 自分はつげ義春という漫画家が好きで、読んでいる人はわかると思うが、つげ義春の旅はいつも貧乏旅である。 釣り宿に泊まって、昔の
ビール飲んで1時間寝たら、完全に目が冴えてしまった。 自分はこの15年、映像制作会社でディレクター&プロデューサーとして働いている。 幸いにも、ここ10年はほぼ営業活動はせずに仕事が絶えず続いてきた。 しかし、昨年の緊急事態宣言で、2ヶ月くらい仕事がストップ。 立ち止まって考える時間があった。 そこで思ったのが、自分個人のプロモーション活動をあまりしてこなかったなぁと。 もう何年も続いているクライアントがいて、次々に仕事の依頼は来る。信頼という面で見るととても良い
地方ロケに向かう新幹線の中。チューハイは2本目 笑 昨日怒りについて書いたので、逆に最近言われて嬉しかった事でも3つ書いておこう。 1. 声が聞きたかったんで電話しちゃいました これは、急ぎの連絡があったのになかなか連絡が付かなかったプロダクションの営業さんに言われた一言。 電話に出ないから要件をメールして、さらにショートメールを入れた。急いでたので。 そしたら電話で折り返しが来て、第一声が「メールでも良かったんですが、声が聞きたかったので電話しちゃいました」 異性
今日は5回ほど怒りを感じる事があったが、全てグッと堪えた。 そんなストレスフルな日には、映像制作でよくある怒りが沸いてくる瞬間でも記しておこう。 完全にストレス発散である 笑 その1 金曜投げ、月朝チェック よく怒りを感じるケースのひとつとして、金曜投げ月曜の朝チェックというケースがある。これは、発注者が金曜の夜に要望を出してきて、月曜の朝にはチェックをしたいというケース。 コンテだったり、映像の修正だったり内容は様々。連休前投げ、連休明けチェックというのもある
YouTubeはかなり見ているほうだと思う。 電車などの移動中はオススメに出てくる動画を次々押しちゃうし、歩いていて見れない時は面白そうな話をラジオ代わりに聞いている。 寝る前も大体いくつか動画を見てから寝る。 振り返ると、YouTube漬けの毎日だ 笑 で、思うのが自分にはYouTuberは無理だなぁ、と。 映像の技術的には問題ないのでやろうと思ったら始める事はできる。 だけど問題は顔出しだ。 ビジネス系YouTuberもわりと見るけど、サムネイルに自分の顔、
新幹線で地方ロケに向かう途中である。 車窓から見える長閑な景色を見ながら回想してみる。 初期衝動という言葉が正しいのかわからないが、自分がこの道に進んだきっかけは『スティング』という映画を見終えた時だった。 見終えた時に「この映画のラストシーンが終わった瞬間に観客席のほうを見ていたい」 そう思った自分の夢は、その日から映画監督になった。 ネタバレはしないが、この映画は最後にどんでん返しが待っている。そのラストシーンを見た時に、観客は監督の狙った通り、みんな騙されて「
映像に限らず、全てのクリエーターは〆切と格闘してるんじゃないか 映像のディレクターとプロデューサーを兼任していると、毎日、何かと〆切が多い まず仕事のはじまりには企画書だったり、企画コンテの〆切 やっと企画通ったと思ったら、撮影までに演出コンテの締切があり、撮影が終わったら今度は編集チェックの〆切 プロデューサーをやってると、美術デザインの〆切や音楽の〆切など、自分から発注するクリエイターに対して〆切を設ける事も多くなる 〆切に追い込まれてる人間が〆切の催促電話をし
昨年緊急事態宣言が発令されてから、色々変化があった。 まず、撮影現場は場合によるが、看護師の方に入っていただいて、検温の管理やお茶やお弁当も看護師から渡してもらったり。 お菓子も置かれなくなったし、ケータリングも無し。スタッフ全員フェイスシールド着用。 大きな変化だ。プロデューサーとしてはコロナ対策費用をクライアントに提出する予算に項目設けて良いものか…など頭を悩ませる。 あと、クライアントが現場に来れないケースに、どうやって映像チェックをするか。 オンラインで繋い
YouTubeに「映像の仕事で稼ぐためには」みたいな動画が結構上がっている。 それを見てみると、YouTuberのチャンネルの撮影・編集を請け負ったり、制作会社から編集の仕事を請け負ってる個人の方が多いような気がする。 自分の仕事はそれとはちょっと違う感じ。 映像制作会社の社員プロデューサー/ディレクターとしての仕事。 まず、仕事の8割は企業の案件だ。企業から直接依頼があったり、広告代理店や大手の制作プロダクションから声がかかって仕事が始まる。 内容はTVCMだったり
果たしてこれを誰かが読むのだろうかと思いつつも、初の投稿をしてみる。 最近のSNSは自分にはハードルが高い。映える写真を撮る趣味も無いのでインスタにはまったく馴染めず、Twitterも見る専門。Facebookはほどほどに作ったものをたまに宣伝したりする程度。 YouTuberみたいな事もする気になれないし、TikTokなんてもっての外。 そんな自分だが、文章を書くのは嫌いでは無い。 SNSを1番楽しんでいたのは、mixi。 毎日気合いを入れて日記を書いてたもんだ。