〆切に追われる全てのクリエイター達へ
映像に限らず、全てのクリエーターは〆切と格闘してるんじゃないか
映像のディレクターとプロデューサーを兼任していると、毎日、何かと〆切が多い
まず仕事のはじまりには企画書だったり、企画コンテの〆切
やっと企画通ったと思ったら、撮影までに演出コンテの締切があり、撮影が終わったら今度は編集チェックの〆切
プロデューサーをやってると、美術デザインの〆切や音楽の〆切など、自分から発注するクリエイターに対して〆切を設ける事も多くなる
〆切に追い込まれてる人間が〆切の催促電話をしたり、切り替えが大変だ 笑
仕事が1本だけだったらうまく整理できるけど、大体案件は何本も同時に動いているので、忙しくなると、明日中にA案件の企画コンテ出しで、明後日B案件の編集チェックだー。いつ編集やろ…。あ、音楽のデータが上がってきてない!〇〇さんに電話しなきゃ
…こんな感じが日常になる
自分も人間なので、気分の乗らない日もあれば、不意の誘いで飲みに行ってしまったり、Aの案件の企画でボロクソに言われてBの案件の編集に取り組むエネルギーを無くしたり、イレギュラーな事は多々起こる 笑
同じような経験をされているクリエイターの方には、ぜひこの本をオススメしたい
『〆切本』
古今東西〆切に苦しむ著名作家達が、編集者に宛てた〆切を守れなかった言い訳の手紙や、エッセイから抜粋した〆切に対する記述、そんな〆切エッセンスだけを集めた1冊
〆切に追われている時にこの本を読むと
「あの有名な作家も、自分と同じように苦しんだり、しょーもない言い訳したりしてるんだ」
と少し心が軽くなる
よくこれだけ集めたな、ってぐらい色んな作家のちょっとカッコ悪いところが垣間見えて面白いので、〆切に追われる全てのクリエイターに読んで欲しい
ただし、本当に追われている時には読書してる場合じゃねーだろ、というツッコミも入りそうなので、〆切の3日前に読むのを推奨する 笑
〆切をエネルギーに替えて物凄い力を発揮できる夜もあれば、〆切が近づいてため息が止まらない夜もあるだろう。そんな夜のために、枕元付近に置いて、読んでリラックスしてから寝よう 笑
あ、『〆切本』は2も出てて、そちらも1同様にクオリティ高いです。
以上
つづく