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東大現代文の特徴と攻略法
『東大現代文で思考力を鍛える (だいわ文庫)』を読み始める。東大の現代文は一定の癖があり、このような出口先生の解説本は非常に有益だし、貴重だと思う。この出口先生の解説のとおりに素直に解いていけば点数は取れるはずである。出口先生は、私が、約30年前からお世話になっている先生で、現役時代も、浪人時代も、文化放送・旺文社のラジオ講座で聴いていたし、代ゼミ本校でも、生講義も聴きました。センター現代文9割、早稲田(法学部・政経学部)の現代文9割の得点率になった原動力の先生の一人です。しかし、本書だけだと、出口メソッドで、東大現代文を解くのには、ちょっと演習量と解説量が少ないと思うんです。出口先生(→今は、東進ハイスクール)が、東大現代文の演習講座を持ってくれたら、東大を受けたい人は、必聴だと思いますね。その講座が実現しない、あるいは実現しても聴けない人は、本書を何回も繰り返し解いては読み、「B6カード」がなんかに出口メソッドでの東大現代文の解法のコツをまとめて、東京大学の過去問題が載っている赤本で、過去問を繰り返し、演習し、自分で、その東大現代文攻略のための解法攻略「B6カード」を自分で、増補したり、増強したり、増やしたり、改造したりして、東大現代文で9割得点を目指せるようにするといいと思う。出口先生は、他にも、たくさん現代文の参考書を書いてくれているので、それらの本をやっても、東大現代文にも、役立つはずであるが、「東大現代文は、一定の癖がある」ということだけは、しっかり心に留めて置く必要があると思う。東大を受けたい人は、まずは、本書をやってから、出口先生の他の本をやるという順序がいいと思う。
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・僕が19歳の浪人当時の代ゼミの3大現代文講師→出口汪・田村秀行・堀木博禮→3人とも聞いたけど、みんな素晴らしかったです。単科講座でも、講習会でも、聞いてしまいました。講義を聞き終わった後の夜の代ゼミ周辺の空気を思い出します。
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