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つくるヒント

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#文章の書き方

なーんか読めちゃう文章の書き方|後編

前回につづいて、下記の質問に答えていきましょう。 なにー、そんな書き方の集大成的なこと書いてたの?って方は下記を読んでもらって。 前回は、ちょーっと技術寄りになったかな? タイトル通り「いつのまにか読めちゃった」のつくり方、そんな文章の書き方。後編はそこも触れつつ、質問文にもあった「大切なことを言っているのに大仰に聞こえず、なのにしっかり入ってくる」ここにフォーカスを当ててみましょうか。 この指摘、けっこううれしくて。なるほどー読みやすい!でも、中身ないな・・・じゃど

こなれた文章を書く5つのポイント

今日はメンバーシップ「書く部」にこんな質問が届いていて。 ああねー、文章をこなれた感じにしたい。 たしか、レベルアップするにはどーすれば?って話の流れだったんですよね。で、わたしが「こなれ感かな~」と。そもそも「こなれた」ってなんでしょう?辞書によると「習熟して、さまになっている様子」なるほどー、それを文章で出すにはどーすんだ?と。 けっこう大きい話だな。いろんなことが組み合わせって、積み重ねでにじみ出るもんだろうなーってことは、容易に想像つきます。 語源がそうかはわ

たった3つのコツで、記事の魅力は倍増する

今日はメンバーシップ「書く部」に、こんな質問が届いてなくて。 あ、なるほどですねー 本質はもういいから、パッと試せるよーな文章の書き方も教えてくれ。そんな半年や一年待てないんだと。ま、気持ちはわかります。スポーツでもゲームでも、基礎錬ばっかじゃつまんないですもんね。早く実践してみたいよーって(そゆのも書いてるけどな・・・) というわけで、今日はご要望にお応えして。即効性のある文章テクニックというか、すぐ取り入れたくなるコツを挙げてみましょう。 たしかに、いろんな方のn

読みやすいを科学する|大人の自由研究

研究シリーズ、第三弾かな? 今日は「読みやすい」について。いや、前にあるメンバーから「なんで、ことばと広告さんの文章は読みやすいんでしょう?七五調かなー?と思ったら、そうでもないし。何が秘密があると思うんですが・・・」って。ちょとログが残ってないけど、だいたいそんな感じ。 なるほどー、うれしいですよね。読みやすいと思ってもらった上に、その理由を探ろうなんて。 そのときはわたしも照れ隠しというか、いっしょに「はて、なんでだろー?」となってたんですが。「ははーん、こういうこ

記事は「テーマ×文章力×○○○」さてなに?

メンバーシップ「書く部」に、こんな質問が届いていて。 んー、直球。これだけまっすぐ聞かれたら、答えないわけにはいかないですよね。 いや、昨日もコーチしてるメンバーの方と「構成」の話になって。あー、これって地味にニーズあるんだろうなと。そーいや、がっつり書いたことはなかったかな?なんか改めて書くのも、気恥ずかしいじゃないけど。なんていうか「命を大切に」っていうのと、ほぼ同じなんで。 ようは、それくらいあたりまえってことです。 そうだなー、書く上で大事なものを3つ挙げると

文章力があるのはどんな人?3つの特長

今日は、メンバーシップ「書く部」にこんな質問が届いていて。 んー、直球。ど真ん中ストレートって感じかな。文章力かー、パッと思うのはこれですよね。 書くとは考えることそのものだよ、書けないってことは考えてないってことだよーって。このツイートのつづきにも「文章力とは、ほぼ思考力のことです」って、えらそーに。 ただこれ系は、わりと書いてるんで。今日は、ここをもう一段掘り下げてみましょうか。 「考える」は大前提なんだけど、その一つ下のレイヤーというか。具体的にはどーいうことが

書いてる途中で「見失わない」3つのコツ

今日はちょっと趣向を変えて、この前書いた「結論の書き方」の派生っていうかな。 いや結論も何も、そもそもそこまで行かない。なんなら、書いてる途中で見失うというか、空中分解しちゃう。こんな悩みが聴こえてきたんで、そこに答えてみようかなと。 あまり書いてこなかったけど。こういう悩みを持った方、けっこういると思っていて。ちなみにわたしもふつーになります。十行くらい書いて「ダメじゃん」ってことありますよ。 あれ、なんででしょうねー? いけると思って書き出したのに、いざ書いたら「

記事の不時着、どーする?文章のまとめ方

今日は、メンバーシップ「書く部」にこんな質問が届いていて。 なんと、同じタイミングで似たような質問が。 こういうことってあるんですよね、これも一種のシンクロニシティ(意味のある偶然の一致)だと思うけど。何かわたしの書いたことがきっかけか、あるいは数か月書くことに向き合ってると、こういう疑問にぶつかるのか。おもしろいですよねー で「結論の書き方」「結末どうしたらいいかで手が止まる」なるほどー、ありそう。 あれ、なんでしょうねー?あーやんさんの言うように「迷子」というか、

本や有料コンテンツのこと、どー考えてる?

今日は、メンバーシップ「書く部」にこんな質問が届いていて。 なるほどー、わたしが本を書くのなら?どれも興味があるなんて、うれしいな。 そりゃ、これだけ毎日書いてるし。「文筆家」と名乗ってるくらいだから、本書くのは必然かなーと思うけど。いったいどんな本書くのよと。そして、それはいつ出るんだと(machiさんはそーは言ってないけど)ねー、いつ出るんでしょ?わたしが知りたい。 今日はここを掘り下げていきましょうか。 ただ「わたしがどんな本を書くか?」だけじゃ、宣伝っぽくなる

文章で「自分」ってどー出せばいいの?

今日は、メンバーシップ「書く部」にこんな質問が届いていて。 なるほどー、すごく読み込んでもらってるというか。随分前に書いたことまで、ありがとうございます。 たしかにわたしは、あまり自分を前に出さない書き手かなと思います(異論もあるでしょーが)。なぜでしょーね?正直、自分ではほぼ意識してません。だから、回答としては「意識してない」ってことになるんですが、それじゃ記事にならないんで。 いっちょ、ここを掘り下げてみましょうか。 というのも、けっこう迷う方いると思うんです。記

うちの記事が「読めちゃう」ほんとの理由

今回は質問というか、こんなコメントをもらって。 あー、まただ。ちょっと前もそんなコメントを見たんですよね「Webの記事は読めないけど、ことばと広告さんのは読めちゃう」みたいな(もしかして同じ方?)まぁ、うれしいですよね。読みながらニヤニヤしちゃった。 で、これはメンバーシップ「書く部」の記事になるなと。 もちろんみんなが、そー思ってるとは思わないけど「なんか読みやすいなー」くらいはないですか?(でないと話進まない)ほんとは「えー、なんでだろ?自分じゃわかんないや」ってと

キャッチーな文章を書くには、どーすればいい?

また、メンバーシップ「書く部」にこんな質問が届いて(ありがたい)。 なるほどー、キャッチーさを生むもの。その鍛え方、フレーズのつくり方。 たしかに難しいですよね、そんなこといったら「うちのnote、キャッチーかな?」って思うし。わたしなんて、もともと広告出身のコピーライターだけど、記事書くのとはやっぱり違うし。これはまた、考え甲斐のある質問きたよー そもそもキャッチーってなんだろう? キャッチ(catch)っていうくらいだから「つかむ」か。心をつかむ、引きがある、印象

スイスイ読める記事は、どう書くの?

ね、どう書くんでしょー? やっぱ書くからには、スイスイ読めるのがいいじゃないですか。とくにnoteはそうかな。本みたいに時間を取って「よし、読もう」って感じじゃないですから。「お、なにかな?」と思って、サクッと目を通す。数分後には「なるほどねー」と、こんな感じがいいんじゃないかな。 いや、またメンバーシップ「書く部」にこんな質問をもらって。 なるほどー「いい感じの引用・参考URL、そこからの展開のさせ方」って感じですかね。 これこそ、質問もらわないとわかんないことかも

重いテーマはどう書く?3つのポイント

急にどうしたって感じですが、メンバーシップ「書く部」でこんな質問をもらって。 なるほどー「テーマが重いとき、どうするか?」ですね。 これけっこう芯を食った質問だと思っていて。noteってわりと、精神疾患とか家庭の事情とか、ややセンシティブなことを書く方多いですよね。まぁ、半分SNSで半分日記みたいなとこありますから。また「書く」って行為は、そういう心情の吐露に向いてそーだし。 あまり、動画でパーッと明るく「病んでます!」って方、見かけませんもんね。ほんとか?って気もする