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019「最果ての季節」一輪の白いガーベラの花のエピソード
一輪の白いガーベラの花のエピソード。
ちらほらと館内から人がロビーへ出てきていた。映画は終わってしまったようだった。ガーベラの花の逸話を見逃してしまった。そこにはきっと、二人の美しい思い出が描かれていたに違いない。わたしが柁夫を追いかけて立ち上がったとき、映画の中の男は、手にした一輪の花を物言わぬ最愛のひとのもとへ手向けようとしているところだった。
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1,365字
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学生時代にとある公募で一次審査だけ通過した小説の再掲。
まさかのデータを紛失してしまい、Kindle用に一言一句打ち直している……
小説「最果ての季節」
300円
❏掲載誌:『役にたたないものは愛するしかない』 (https://koto-nrzk.booth.pm/items/5197550) ❏…
「星屑と人魚」の冊子制作費に活用させていただきます!(毎年、文学フリマ東京にて販売しています)