29.16 微分の初歩(n次不等式とn次関数のグラフ)
(2024.2.5 例題1解説後の注③を加筆)
n次関数に関する発展的な話を5回予定しています。
1次不等式、2次不等式の解き方を思い出しましょう。1次不等式は不等式の性質を使って代数的にも解けましたが、1次、2次のどちらの不等式も関数のグラフを用いて解くことができました。同様に、n次不等式もn次関数のグラフを用いて解くことができます。だからといって微分してグラフを描けば済むというものではありません。$${x}$$切片が必要だからです。
例題1(基本形)