季節を感じとる娘から、成長する方法と心を衰えさせない方法を考えた話。
だいぶあったかくなってきて、散歩も気持ち良くなってきた。
娘と散歩に行くとほんと毎回何かしら気づきがあって面白い。
春の散歩は花粉症だけが辛いが、
太陽も浴びられて気持ち良いし、
ちょっとした運動になるし、
娘からは何かしらを学びがあるし、
良いことづくめ。
この前も娘の一言に感心し、学ばせてもらった。
春の陽気でポカポカで2人で半袖で散歩していた。
すると、娘が一言ポツリ。
「すっかり春だね〜あったかいね〜」
え??
「すっかり春だね」なんて教えたつもりもないし、
娘の前で言ったこともない。
どこでそんな言葉を覚えてきたのかとビックリした。
「そうだね〜すっかり春だね〜〜気持ちいいね〜!」
「あさちゃん、すっかり春だね〜だなんてパパ言ったことないと思うんだけど、あさちゃんどこでそんな言葉覚えたの?」
「自分で考えたんだよ!あったかくて気持ちいいな〜って思ってさ!」
ほぉ〜。。。
この子は本当に3歳なんだろうか?と疑った。笑
世の中の3歳ってこんなに口が達者なんだろうか?笑
しっかり四季の変化を感じていて情緒豊かだし、
それをしっかり自分の言葉にできる。
身体が大きくなっていってるのは数字でわかるから、
成長を感じられていたけど、
脳も心も同じように成長してるんだなと実感できた。
娘が過ごしている環境は、主に家と保育園だけど、
その2つの環境だけで脳も心も成長している。
いろんな刺激を受けて、
スポンジのような吸収力で自分のものにして、
自分で考えて動いたり、言葉にしたりしている。
娘には「環境を活用する」なんて考えは一切ないだろうけど、
自然と環境を活用している。
ただ、やっていることはとてもシンプルで、
家では妻や僕、アニメやYouTubeから得たこと、
保育園では先生やお友達から得たことを、
まねをしてみて、まずはやってみて、それを繰り返してみて、
自分のものにしているだけ。
世の中には成長するためのいろんな方法を
いろんな人が発信していて、
成長メソッドみたいなものはたくさんある。
大人になり、そんな情報に触れて、
「なるほどな〜」
なんて言って何も行動せず、
わかった気になっていることなんてよくある。
でもそんな情報にたくさん触れなくても、
心身ともに成長するのに大事なことは
子どもが毎日見せてくれている。
まねをしてみて、まずはやってみて、
それを繰り返してみて、自分のものにする。
これだけ。
情緒豊かになるとか、は親の影響が多分にあるだろうけど、
いろんな文化・芸術に触れて情緒が育まれていくものだと思う。
「すっかり春だね〜」なんて季節を感じて、
それを自らの言葉で表現している娘を見ていて、
そんなことを考えた。
季節を感じられるだけの感性を持つのも大事。
それがあるだけで日々の変化に気づけるようになり、
楽しくなるし、充実する。
僕も娘のように、情緒や感性を大切にしながら、
身体は大きくならないけど、
心の成長ができるように自分の心を育んでいきたい。
身体はいずれ衰えていくのは決まっているけど、
心の衰えは自分次第でどうにかなる。
心が枯れないように、いつまでも瑞々しい心でいたい。