高嶋 幸太(Takashima Kota)
クリエイターに関する記事をまとめています。
有料記事のまとめです。
アナウンサーの木村久美さんと共著で話し方・伝え方に関する本を出します。 その名も『<ビジネス・就活で活きる>「伝え方」のベストプラクティス』(大修館書店)です。 内容情報本書は、伝え方のエッセンスを1冊に凝縮させ、どうすれば相手に伝わるようなコミュニケーションができるのか、そして、どのような日本語を使えば相手に理解してもらえるのか、など伝え方における最良の実践事例(ベストプラクティス)をストーリー形式で学んでいくものです。 本書を読み終えるころには「聞き手に伝わる話し方
会社案内の文章作成法を解説していきます。 今回も化学関係の企業です。 【1】 Purpose実現に向けて当社グループ全員が大切にすべき心構えで、日々の業務遂行や意思決定に当たって常に意識し実践します。一人ひとりの誠実な姿勢と、他者を尊重する行動を 基盤として、果敢な挑戦と多様な共創を通じて、ステークホルダーとの約束を完遂するというストーリーを、5つの心構えとそれぞれ3つの具体的な行動で示しています。 ⇒最初に要点を記しましょう。 <推敲後> 最初に要点を記す。 改善例
会社案内の文章作成法を解説していきます。 今回は、化学関係の企業です。 【1】 企業グループ理念・将来像 私たちは、次の企業理念、将来像を常に念頭において、社会とともに持続的に発展できる企業を目指して様々な取組みを推進しています。 ⇒表記を揃えるようにします。 <推敲後> 企業グループ理念・将来像 私たちは、次の企業理念・将来像を常に念頭において、社会とともに持続的に発展できる企業を目指して様々な取組みを推進しています。 【2】 企業グループ理念 地球環境との調和の中
会社案内の文章作成法を解説していきます。 今回は、医薬品関係の企業です。 【1】 協和キリンは、イノベーションへの情熱と多様な個性が輝くチームの力で、日本発のグローバル・スペシャリティファーマとして病気と向き合う人々に笑顔をもたらすLife-changingな価値の継続的な創出を実現します。 ⇒1文が長いので、適宜区切ります。 <推敲後> 協和キリンは、病気と向き合う人々に笑顔をもたらすLife-changingな価値の継続的な創出を実現します。そのために、日本発のグロ
会社案内の文章作成法を解説していきます。 今回は、化学関係の企業です。 【1】 デンカのDNAであるコアバリューを土台とし、デンカを導く北極星となるパーパス、2030年に成し遂げたい務めとしてのミッションを重ねた構成とすることで、文字の域を超え、全従業員が自分ごと化できる新しいデンカのビジョン(未来像)を表しました。 ⇒1文中に動詞が多いので、適宜区切ります。 <推敲後> デンカのDNAであるコアバリューを土台とします。その上にデンカを導く北極星のパーパス、さらにその上
会社案内の文章作成法を解説していきます。 今回も化学関係の企業です。 【1】 コンプライアンスを徹底し、対話と協働を基本とする誠実で透明性の高い企業活動を通じて、 ステークホルダーから信頼されるグローバルな企業グループを実現します。 ⇒1文中に動詞が多いので、適宜区切ります。 <推敲後> ステークホルダーから信頼されるグローバルな企業グループを実現します。そのために、コンプライアンスを徹底し、対話と協働を基本に誠実で透明性の高い企業活動を行います。 【2】 選択を迫ら
会社案内の文章作成法を解説していきます。 今回は、パルプ・紙・化学関係の企業です。 【1】 機敏さと柔軟性 挑戦を称賛し失敗に寛容になる 思考と行動に柔軟性とスピードを持つ 結果、組織としての基本速度をあげる ⇒文の構造を統一してリズミカルにします。 連用中止法のあとには読点を入れます。 <推敲後> 機敏さと柔軟性 挑戦を称賛し、失敗に寛容になる 柔軟性とスピードを持って思考・行動する 結果、組織としての基本速度をあげる 【2】 木材の優れた特性を引き出した多彩な製品
会社案内の文章作成法を解説していきます。 今回は、パルプ・紙関係の企業です。 【1】 そのような我々が掲げる経営理念が、「革新的価値の創造」「未来と世界への貢献」「環境・社会との共生」です。 ⇒「が」の重複を避けます。 <推敲後> ①そのような我々の掲げる経営理念が、「革新的価値の創造」「未来と世界への貢献」「環境・社会との共生」です。 ②そのような我々が掲げる経営理念は、「革新的価値の創造」「未来と世界への貢献」「環境・社会との共生」です。 【2】 変わり続ける時
会社案内の文章作成法を解説していきます。 今回は、化学関係の企業です。 【1】 時代環境によって社会が求めるものは変わりましたが英知でこれに応えてきました。 ⇒接続表現のあとに読点を入れると、読みやすくなります。 <推敲後> 時代環境によって社会が求めるものは変わりましたが、英知でこれに応えてきました。 【2】 行動原則 安全はすべての礎 顧客のニーズが基本 現場での発想が基本 ⇒すべてに「基」を入れ、構造を統一してリズミカルにすると、文としての座りがよくなります。
会社案内の文章作成法を解説していきます。 今回も繊維関係の企業です。 【1】 「Innovation」は、①企業理念「わたしたちは新しい価値の創造を通じて社会に貢献します」を革新技術・先端材料の提供を通じて具現化すること、②技術の革新のみならず、企業活動の全ての領域で「Innovation」に挑戦していくことを表明しています。 ⇒最初に要点を記したほうがよいでしょう。「を」の重複を避け、目的語と動詞は近くに配置しましょう。 <推敲後> 「Innovation」は、次の2
会社案内の文章作成法を解説していきます。 今回は、繊維関係の企業です。 【1】 クォリティ・オブ・ライフを高める価値ある創造を通じて社会と顧客に貢献します。 ⇒連体修飾節が二重にかかっているので避けます。 <推敲後> クォリティ・オブ・ライフを高め、価値ある創造を通じて社会と顧客に貢献します。 【2】 私たちは、皆が仕事に情熱を持つことができる、働きがいに満ちた明るい職場をつくりあげます。 ⇒修飾語が多いので、適宜文を区切り、副詞的に文を修飾します。 <推敲後>
会社案内の文章作成法を解説していきます。 今回は、小売業関係の企業です。 【1】 すべてのステークホルダーの皆様から信頼される誠実な企業を目指しています。 ⇒「の」の重複を避けます。 <推敲後> ステークホルダーの皆様から信頼される誠実な企業を目指しています。 【2】 そして、絶えず変化する社会・お客様のニーズを新たな流通サービス創造の機会ととらえ、「変化への対応と基本の徹底」をスローガンに、時代の変化に対応した流通サービスの創造に邁進しています。 ⇒似た内容が重複
会社案内の文章作成法を解説していきます。 今回は、不動産関係の企業です。 【1】 価値を創造し続ける企業グループをめざします。 ⇒複合動詞の後項はひらがな表記にしましょう。 <推敲後> 価値を創造しつづける企業グループをめざします。 【2】 魅力あふれる多彩なライフスタイルの創造を通じて、 誰もが自分らしく、いきいきと輝ける未来を実現します。 ⇒修飾語が多重にかかっています。 修飾語はわかりやすい語順に並べるとよいです。 <推敲後> 多彩で魅力あふれるライフスタイ
会社案内の文章作成法を解説していきます。 今回は、繊維関係の企業です。 【1】 順理を貫くことで、「世の中を豊かにし」、「自らも成長する」 それを「やりきる」「やりとげる」ことでゆたかにしていく ⇒括弧内の構造は統一したほうがきれいに並べられます。 <推敲後> 順理を貫くことで、「世の中を豊かにする」そして、「自らも成長する」 それを「やりきる」「やりとげる」ことでゆたかにしていく 【2】 めざす姿 私たちは、素材+サイエンスで人と地球に求められるソリューションを創造
会社案内の文章作成法を解説していきます。 今回は、小売業関係の企業です。 【1】 私たちは、時代の変化に即応した高質な商品・サービスを提供し、お客様の期待を超えるご満足の実現を目指します。 ⇒「を」が重複しているので変更します。 <推敲後> 私たちは、時代の変化に即応した高質な商品・サービスを提供し、お客様の期待以上のご満足が実現されることを目指します。 【2】 百貨店事業を核とした質・量ともに日本を代表する小売業界のリーディングカンパニーを目指し、~ ⇒連体修飾節
会社案内の文章作成法を解説していきます。 今回も、食品関係の企業です。 【1】 しょうゆを中心に日本の食文化を世界に発信していくことによって、食文化の交流を図り、さらには、各国の食文化との融合を実現していきたいと考えております。国内においては、食文化の継承と発展に貢献していきたいと考えております。 さらに、事業活動を通じて社会に貢献するとともに、環境保全への取り組みや社会活動を積極的に行うなど、よき企業市民として行動していくことによって、社会との共生を図っていきたいと考え