人生の質を下げる「無駄な悩み」を予防する方法5選

ストレスが身体に悪いという話は誰でも聞いたことがあるかと思います。

もちろん、それに関連して、ストレスはなんでもかんでも悪い、というわけではないという話も。

それと同じことが「悩み」にも言えます。

いろいろなことに悩み、そのたびに自分なりの答えを見つけていくからこそ、成長を感じて人生を豊かなものにできるわけです。だからといって解決しようのない悩みなど、「無駄な悩み」に時間を費やしていては、ストレスだけが蓄積され、いいことは何もありません。

今回はそんな「無駄な悩み」を予防するための方法を、参考文献から5つに絞ってご紹介いたします。

・今日一日の区切りで生きる
・忙しい状態でいる
・与える喜びのために与える
・避けられない運命には調子を合わせる
・疲労を予防する

今日一日の区切りで生きる

未来も過去もある意味で幻想です。

未来も過去も私たちの頭の中にしかありません。

しかも、絶対的な未来や過去は存在せず、私たちの捉え方によって未来や過去は変動します。

私たちが希望を持てば未来は明るく見え、絶望を持てば未来は暗く見えます。

私たちが自信を持てば過去は誇らしいものになり、私たちが後悔を持てば過去は恥になります。

私たちが感じ、変えることができるのは今この瞬間だけ。

だから、過去から学び未来を思い描いて前に進むのは良いことかもしれませんが、今を犠牲にする過去と未来の悩みは「無駄な悩み」なのです。

忙しい状態でいる

忙しくしているとなんだかんだ悩まずにいられます。

その忙しさはもちろん、ストレスが大きく伴う忙しさではいけませんが。

何かに没頭して、今この瞬間を生きているという感覚が得られるような、そんな忙しさを目指すのが良いでしょう。

与える喜びのために与える

人は残念ながら感謝を忘れやすい生き物です。

例えば、ポジティブなこととネガティブなことだと、ネガティブなことの方が圧倒的に…その差は数倍にもなるくらい印象に残りやすいのです。

皆さんも、傘を忘れたときに限って雨が…とか、急いでいるときに限って渋滞が…とか、そんなネガティブな思い出があるかと思いますが、実際にはそういうネガティブなことが印象に残りやすいだけで、実際に私たちが傘を持っていないのを狙って雨が降ってきているわけではありません。

ですので、何か良いことをしても、誰にも感謝をされないことも時にはあります。

でも、それで悩んでいても仕方がありません。

善行は自分を幸せにしますが、それは何かの見返りを求めるときではなく、純粋に与える喜びのために与えるときに限るのです。

避けられない運命には調子を合わせる

何か良くないことが起こって、最悪の事態に陥ったとします。
くよくよしたところで今は変わりません。

それであれば、今できることをするしかないのです。

最悪の事態であれば、それを経験するということはあまりないでしょうから、他の人が経験したことのない経験をしたというわけです。

その貴重な経験を何かに活かせないか、逆境を力に変えることはできないか。

そうやって最悪の状態を乗り越えたときには、きっと以前の自分より大きな自分になっていることでしょう。

もちろん、だからといって無理をしすぎてはいけません。あくまで調子を合わせることが大事なのです。

過去や未来は頭の中だけのものと言いましたが、現在だって私たちの頭の中のフィルターを通して見ているものにすぎません。どうせ現実で起こっている避けられない運命ならば、そのフィルターを自分好みに変えればいいのです。

疲労を予防する

最後はメンタル的な部分ではなく、身体の悩みの方です。

身体の不調は大きな悩みになります。身体に不調があるかどうかで、幸福度も大きく変わります。

食事、睡眠、運動は、時間がなくてもしっかり意識しましょう。

それらをおろそかにすると、むしろ集中力が低下し、効率が落ち、余計に時間が無くなってしまいます。

食事、睡眠、運動をしっかりと意識することは、それらにかかった時間以上のものを必ず返してくれるのです。

参考文献:道は開ける (D・カーネギー)

ps
食事が少しおろそかになりがちなので、徐々にしっかりしていきたいなと思っています。
タンパク質が足りないので、プロテインでも飲もうかなと思っている今日この頃。

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