努力の価値
自分の行動に対して、どれだけ責任を持てるか。
誰かのために対して、どれだけ身を粉にできるか。
果てしないこの夢への道に、恐怖で怯える日だってある。
——ただ、登る。
その、難しさを日々感じて過ごす。
勝利も敗北も知り、一人前になる。
泣いたっていい。
乗り越えることができるのか。
本当に何かを成し遂げる時、人はいつだって孤独。
馴れ合ったら終わりだと思う。
一人で戦うのは怖いし。
でも、挑戦の選択をできるのは「自分だけ」。
だけど、最近、同じように一人で戦っている人に出会うようになった。
孤独を感じている人たちと、
孤独と向き合っている人たちと、
出会い、励まし合う日々が最近あると感じる。
相手が少し輝いて見えたり、
順調なように見えている人にも見える。
そんな時に自分を勇気づける。
僕にだって、できると。
間違っていない。この道は。
いつかきっと。
そう思いながら、前へすすむ。
歩んでいる途中、雑多な感情に支配される時もある。
僕の心を折りにくる時だってある。
でも、数時間・数日でなんとか立ち直る。
感情とは、手のかかる子供のようだ。
ご機嫌な時と、気持ちが読めないくらいに黙り込む時がある。
でも、でも、
そこに向き合っている自分は少しだけ大人になれた気がする。
学生時代に思い描いていた「大人像」とは少し違う。
描く未来は、決してその通りにはならないかもしれない。
でも現実に起こった未来はもしかしたら、好きかもしれない。
持ってるものが、多い人よりも、
持っているものが、少ない人の方が、
人として、魅力的になれるかもしれない。
これからの未来を作っていくのは、
絶対的に自分。
僕にはこの感情の行き先はわからないけど、
わかっていることが一つだけある。
それは、回り道して、
泥草にまみれて、
藁をもすがる思いで、
掴もうとしていれば、
助けてくれる人たちがくる。
努力は才能だと思っていた。
けど、努力は才能じゃない。
努力は、開花させるもの。
花と一緒なのだ。
報われない、蕾の時間が必ずある。
報われる時間は、花が咲く時間は、
蕾の時間よりも
少ないかもしれないけど、
咲いている時間が充実しているはずだから、
一生懸命に咲くことができるように努力できる。
誰かに夢を見せたいなら、
まず自分がその夢を信じるべきなのだ。
逆境でこそ、
努力が必要な環境でこそ、
自分が本物かがわかる。
最低限の努力を惜しむことは絶対にしない。
1分1秒。
何かプラスになることを。
日々に努力の価値づけを。
それをできるのは、自分自身。
おれ、がんばれ。