決断-河野父子の生体肝移植 書評
✴︎はじめに この本は、親子間で生体肝移植をした河野洋平・太郎氏のそれぞれ手記をまとめたものとなっています。当時の実際の想いが切々と書かれていて、臨場感のある文章が続きます。それを読んで自らそれぞれ感じるものが必ずやあると思います。これは皆さんに一度は読んで欲しいです。今回の書評では、感覚的なところはご自身で体感してもらうことにして、河野太郎先生と臓器移植法について、本の内容に補足や感想を加えつつ書いていきたいと思います。
✴︎前書きより 「ドナーの経験者として一言どうして