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小宮哲男@不真面目を真面目に。
2024年9月2日 06:29
1.『堕落論』坂口安吾著戦争に負けたから堕ちるのではないのだ。人間だから堕ちるのであり、生きているから堕ちるんだ。薄っぺらい自己啓発本を読むぐらいなら、この本をオススメします。なんか生きづらいな~と思っている人には、安吾の文章は刺さります。2.『pink』岡崎京子著7月に取りあげた『ヘルタースケルター』の作者による作品。物欲のカタマリといわれるOL兼ホテトル嬢ユミコが主人公。欲しい
2024年8月30日 20:38
本は、面白いから読むものですよ~って言ってくれるだろうな、と期待していた。しかしである。出だしから、いい意味で裏切られた。戦闘モード剥き出しの文章で笑ってしまった。読書は戦いでも、この言葉に嘘はない。断言できる。だって、本を読むことで、自分が今まで当たり前だと思っていた価値観が、音をたてて崩れるなんてことは、実際に最近あったから。坂口安吾の『堕落論』を読んでから