40代からの「疲れない体づくり」#4【サウナ編】
こんにちは、サトシです。梅雨も明けて本格的な夏がやってきましたね。この記事を書いている今も、外から蝉の大合唱が聞こえてきます。暑い日が続いていますので、自分の体とコミュニケーションをとりながら、疲れをためないようにしていきましょう。
さて、「#2ジョギング編」でも書きましたが、疲れない体づくりのポイントは代謝の促進です。疲労の原因は、年齢とともに代謝が下がり、体内の疲労物質を外に排出する力が弱まってしまうこと。それで、日々の疲れがとれにくくなってしまうのです。つまり、代謝が上がれば、疲れがたまりにくくなり、回復力も上がるということです。
代謝を促すのに、効果的なのは汗をかくこと。その点において、ジョギングと並んで有効なのがサウナです。今回は、そんなサウナの魅力をご紹介します。
疲労回復、肩コリ解消に効果あり
サウナの魅力に気づいたのは3・4年ほど前です。当時わたしは会社員で、毎日往復3時間かけて通勤していました。仕事はデスクワークが中心のため運動不足。管理職でしたので毎日のように課題や問題が上がってきて心身ともに疲れていました。健康のために週に1度はジョギングをするなど、運動は心がけていましたが、それでも肩コリに悩まされていました。
リフレッシュのために温泉でマッサージを受けることはありましたが、お金がかかるのでそう頻繁には利用できません。
温泉に行ったとき、サウナには1回入る程度。「サウナはただ熱いだけ」というイメージしかもっていませんでした。なぜかというと、水風呂が苦手で、サウナに入ったあとも水風呂に入っていなかったからです。
子どものころ、銭湯で兄弟や友達から不意に冷水を被せられたことはないですか?頭や体を洗っているときに、こっそり後ろから近づいて洗面器いっぱいの水を被せる。子どもが好きな悪戯ですが、あれって、やられた方は本当にびっくりしますよね。今思うと、水風呂に対しての苦手意識は、ここから来ていたのかもしれません。
そんなある日、『サ道』というTVドラマを観てサウナの正しい入り方と、「ととのう」という状態があることを知りました。それで、次に温泉に行ったときに、思い切って水風呂に入ってみたのです。
なんということでしょう!
冷たいのは最初だけ。しばらくすると体に薄い膜のようなものが張っているかのような感覚になり、冷たさを感じなくなります。体中がじんじんして、日常では味わったことのないような爽快感。水風呂から出て外気浴をしていると、じんわり体中を血液が巡っているような、フワフワとした感覚になります。
なんだ、これは!
めちゃめちゃ気持ちいいじゃないか!!
サウナ→水風呂→外気浴。これを3回繰り返すと、深いリラックス状態になり、不安や心配なことを考えなくなるというか、「もう、どうでもいいや、そんなちっぽけなこと。」という気持ちになってきます。
この体験をしてから、疲れを感じたらサウナに行くようになりました。そうすると、肩コリも解消され、マッサージを受けること少なくなりました。
「どうして肩コリが、なくなったのだろう?」と、サウナのことがもっと知りたくなって、サウナ・スパ健康アドバイザーの資格を取りました。
つまり、サウナで筋肉の血流をよくすることは、コリの解消につながるというわけです。また、代謝が活発になり、疲労物質は汗とともに体外に排出されるため、疲労回復にも効果的です。
サウナは、自分を立て直す場所
会社では、仕事のプレッシャーや価値観の異なる上司や部下との人間関係に悩むこともある。家では、家族にまったく気をつかわないというわけにもいかず、なかなか心が休まらない。
そんなときは、サウナに行って、ただひたすらボーッとする。そうすると、心も体もスッキリして、元気が出てきます。
わたしは週に1度、サウナで心身ともにリフレッシュしています。最近は、「今日はちょっと疲れているから走りたくないなー」というときは、サウナに行きます。そうやって生活のなかに取り入れることで、楽しみながら代謝を促しています。
まとめ
今回は、サウナの魅力についてご紹介しました。まだまだ、語り尽くせぬ魅力があるのですが、それはまた別の機会に!
「運動するのはあまり好きではない」「忙しくて疲れがたまっている」という方には、本当におすすめなので、ぜひ試してみてください。
自分にあったストレス発散や疲労回復手段をいくつかもっておいて、組み合わせながら心地よく体調をキープしていきたいですね。
※サウナは体に負担がかかる面もあるため、正しい入り方を学び、それぞれの体調にあわせて無理のない範囲で楽しんでください。
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