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【カウンセリングの質問】薬をやめたいのですが、苦しいときには飲んだ方がよいのですか?

「心のストレッチルーム」前田泰章です。

当ルームのカウンセリングは、話を聴くだけではない問題解決型です。

📢このnoteでは、日本ではさほど主流ではない「問題解決型カウンセリング」をより多くの方に知ってもらいたく、情報発信をしています。

今回は、相談者さんからのご質問。
「薬をやめようと思ってカウンセリングを受けています。でも、苦しい時は薬を飲んだほうがよいのでしょうか?」
に、お答えします😊✨

相談者さんからお受けした「カウンセリング・心理療法」のご質問の回答をまとめたマガジンもあるので、ぜひご覧ください。


🍀薬に関しては主治医との相談は必須

Q 相談者さんからのご質問。
「薬をやめようと思ってカウンセリングを受けています。でも、苦しい時は薬を飲んだほうがよいのでしょうか?」

📢前田の回答

薬に関しては、主治医とまず相談することが基本です。

しかし、薬をやめたくてカウンセリングを受けていただいているので、そのことに全く触れないわけにもいきません。

*以下の内容は前田の個人的な考えですので、参考程度にしてください。


病院とカウンセリングの目的

まず、心療内科(精神科)とカウンセリングの目的は少し違う。ということからお話ししましょう。

マイナスからゼロにすることが心療内科(精神科)の目的なので薬を出します。

つまり、症状を治す、または消すことが目的です。

けれども、お医者さんも言っていることですが、ゼロからプラスにすることは薬ではできません。

ゼロからプラスにするためには、カウンセリングなどで、今までの「行動・習慣」を修正する必要があります。

当ルームのカウンセリングでは、症状が出てきても大丈夫にする、または、対処できるようになるという目的があります。

ですが、大きくマイナスに振れているときに、カウンセリングをおこなうのは難しいのです。

とても苦しいときには、話しをするのもおっくうですからね。

ですので、ゼロか、ゼロ付近の状態でカウンセリングをおこなうと効果があると言われています。

そのことを把握した上でアドバイスをさせていただきます。

★心療内科(精神科)の1つの目的
症状を治す。または消すこと。

★当ルームのカウンセリングの1つの目的
症状が出てきても大丈夫にする。または対処できるようになること。

薬を減らす経緯

基準となるのは、「日常生活」です。

仕事をしたり家事をしたり、学校に行けたり、苦しいながらにも日常生活を送れているかが重要です。

薬を早くやめたいというお気持ちは分かりますが、苦しいときにできそうな対処法や心理療法がないのであれば、生活のバランスが崩れ切る前に飲んだほうがよいでしょう。

何かしらの対処法や心理療法(フォーカシング、パーミション、NLP、イメージ療法など)ができるのであれば、それらを試しつつ様子をみます。

ですが、命に関わるような苦しみであれば、それは飲んだほうがよいでしょう。

自傷行為をするほど辛いときに、心理療法をおこなうことは難しいので、まずは薬でマイナスからゼロ付近に戻してから、自分なりの対処法や心理療法をおこなってみてください。

薬を飲んでいる期間が長いと、薬をやめること自体が不安になることもありますが、今までなら、でこぼこ道を薬で埋めていたものを、心理療法や自分なりの対処法で埋めていくイメージですね。

薬に関しては主治医との相談が必須になりますが、カウンセリングを受けて、「薬を減らせた」というクライエントさんは実際に大勢いらっしゃいます。

一気に減らすことは難しいですが、少しずつ減らすことは可能です。


このnoteでは、心の悩み関連の記事も定期的に投稿しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
次回も読んでいただけたら嬉しいです(#^.^#)
(前田泰章)


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問題解決型カウンセリングの目的

私がおこなう問題解決型カウンセリングの最大の目的は「行動変容」です。カウンセリング中だけ気分がラクになったり、安心できただけでは目的を果たしたことにはなりません。
行動変容を起こすために、ご相談者さんの悩みや症状に合わせた心理療法をお教えし、実生活の中で活用できるようにします。
心理療法という「セルフメンタル・ケア」の技術を身につけることで、再発の可能性が低くなり、自分の人生を「自分らしく」生きられるようになります。

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