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最強寒波。雪が降った日。2月25日(水)。わたしという刹那はこの瞬間に。現代詩。

ねえ。

降った。

結晶に。

雪と

命名した。

わたしという。

生命と。

雪という

生命の。

形をensembleに

作り上げていく。


名刀を作る

刀鍛冶は

ただの沈黙を

粋とした。

江戸っ子の粋と

枠が違うのだろう。



あの線上の

あり方と

この線上の

与えかたは

たぶん

混じり会うのを

拒んでいるかのように。


ただ

ただ

じぶんのありかたを

照らし続けたかった。


何度でも

何回でも

雪の綺麗さに

酔いしれたい。


わたしという

刹那は

この瞬間に

愛を感じる。


それでもなお。


あなたに

愛してると

言いたくなる。


こころのなかの

感情は

いつも

冷静なもの


わたしという

灯火は

綺麗な青色と橙色を

随時灯らせる。



あり方を

みながら。


あり方を

見せながら。


自分という

感性を。


ただただ

怠惰的に

観ながら。


ゆきを

このゆきを

普遍的な

解釈で

いつまでも

きれいなままで

この手のなか

変わっていくあり方を

ただただ

観ながら。


雪の綺麗さを

感じていた。


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