大好きなボストン
いつ行っても魅力的な街、ボストン。当社のパートナー会社がボストン近郊にあり何度も訪れましたが、行くたびに新しい発見があり多様な魅力にあふれています。人口わずか70万人しかいないのに世界第9位の金融センターであり、またすぐ近くにハーバードやMITといった世界最高レベルの大学などもあり、風情があり文化と教養の香り高い素敵な街です。
美術館や劇場に教会、アメリカ建国時代の史跡や素敵なレストランなどたくさん見どころのあるボストンですが、僕はNewbury StreetとCharles Streetが特に好きです。ニューベリーストリートにはお洒落なお店がずらりと並び、オープンカフェや素敵な小物屋さんなどが軒を連ねています。アンティークショップ街として有名なチャールズストリートには、なんと言っても北米で一番好きなセレクトショップ、NRO(North River Outfitter)が。こじんまりとした店ですがそのセレクトのお洒落なこと。狭い店なので長居は出来ませんが、許されるなら何時間でも居たい店です。
サンフランシスコと同様、海辺の街であるボストンにはもちろん素敵な港があります。ボストンハーバーは観光地としても有名で、34もの小さい島が浮かぶ湾をクルーズしたり、シーフードを食べたり楽しいことが満載です。仕事でしかボストンを訪れたことがないので残念ながら一度もクルーズしたことはありませんが、夕焼けの海を見ているだけで癒されます。
もちろんハーバード大学を忘れるわけには行きません。正確にはボストンではなくチャールズ川を挟んだ対岸のケンブリッジにあるのですが。当社の社名「ベリタス・コンサルティング(Veritas Consulting, Inc.)」のVeritasとはラテン語で「真理」という意味で、ハーバード大学の校章にも使われている言葉です。日本ではこの言葉をご存じの方は多くありませんが、母校ラグビー部の行事にゲストで来られていた日本製鉄の進藤孝生会長(一橋大ラグビー部出身、HBS卒業)にご挨拶した際、「ハーバードの卒業生ですか?」と聞かれ「違うんです・・・」と少し気まずい思いをしました。
ハーバードの校内を歩くと、いかにも育ちの良さそうな学生達がジャケットにネクタイ、革靴ときちんとしたスタイルで闊歩しています。これがMITに行くと今度はいかにもテクノロジー一筋という感じの、髪の毛ボサボサ、大学ロゴ入りトレーナーにぼろぼろスニーカー姿の学生がカフェで一心不乱に猛烈な勢いでキーボードを叩いていたりして、本当に対照的です。世界の未来を担う優秀な若者たちが集まる場所には独特のエネルギーがあり、いつも刺激を受けます。
なんだか旅行ガイドのようになってしまいましたが、ボストンは本当に様々な魅力にあふれた街です。機会があればぜひ訪れて頂きたいと思います。
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