汐見 こはく

働き方、適応障害との向き合い方など。 お問い合わせ・レターはこちらまで↓ kohaku.shiomi.note@gmail.com

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【適応障害の転職マニュアル】僕はこれで大手企業の内定をもらった

こんにちは、こはくです。 「お前誰だよ」と思っている人も多いと思うので、簡単に自己紹介をしますね。 上記からわかるように、ジョブホッパー、適応障害、休職、無職というフルコンボをしています(笑) この情報だけ見れば、絶対に採用してはいけない超危険人物です。 しかしそれでも、大手化学メーカーで採用してもらうことができ、今では楽しく働けています。 自分が心療内科で適応障害を診断されたときの”人生の終わり感”は今でも忘れません。 「あぁ、もうまともに働くことはできないかも

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    • 【理想と現実のギャップ】 『仕事だから』と割り切ってみる

      noteでは前向きな記事や役立つ記事を書くようにしているけれど、現実の僕がいつでも前向きかと聞かれれれば、全然そんなことはない。 むしろ元気な日よりも、仕事や生き方で悩んだり、落ち込んだりするほうが多い。 いや、そういう性格だからこそ、適応障害になったのかもしれないなぁ。 実は、この記事を書いている自分も現在進行形で落ち込んでいる。 連休明け。 朝起きてから出勤までの時間にこの記事を書いているのだけれど、昨日の夜から今にかけて、どうも気分が優れない。 誰にでもそうい

      • 【適応障害から1年】いま適応障害で苦しんでいる人に伝えたいこと

        そういえば適応障害から1年が経った。いや、1年と少しが経過しているか。 もうずいぶんと前に感じるのだけれど、 心療内科で「適応障害です」と診断されたときは、 が同じくらい襲ってきたのを覚えている。 診断されてしばらくは何も考えられない日々が続いて、1日が長くも、短くも感じた。 それからしばらくして会社を退職する決意をした。のだけれど、退職後のほうが個人的にはしんどかった。 「こんな自分を採用してくれる会社なんてない」 そうやって脳内で囁いてくるネガティブな自分しか

        • 仕事をがんばる理由なんて、これ1つだよ

          「あれ、もう金曜日なん?」 やることが多すぎると時間感覚がバグって、1週間が1日くらいの感覚で過ぎていくときがある。 その感覚×4 それが6月だった。 月末に大きなプレゼンが控えていて、効率重視・定時退社を掲げている自分も、さすがに残業をする日々が続いた。 通常業務の合間を縫って作り上げた資料を上司に提出すると、フォントの色を間違えたのかと疑うほど、真っ赤になって返ってきた。 それが一回なら良い。 しかし1つ直すと別の場所の問題点が浮かび上がってくるみたいで、資料

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        【適応障害の転職マニュアル】僕はこれで大手企業の内定をもらった

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          適応障害で辛いときは、〇〇を意識せよ

          〇〇の部分には、『諸行無常』が入る。 これを意識するだけで、心がグッと楽になるはずだ。 「諸行無常ってどういう意味だっけ。なんか古典で出てきたな」 そんな言葉が聞こえてきそうだが(実際に僕も思っていたが)、 ・なぜ辛いときに諸行無常なのか ・諸行無常の意味 を僕の実体験を踏まえながら書いていくので、もう少しだけ読んでほしい。 なお、この話は適応障害に限らず、人生で辛い出来事があったときに助けになるはずだ。 無職になった瞬間、人生の終わりを意識した僕は適応障害を発症し

          適応障害で辛いときは、〇〇を意識せよ

          【今を変える】適応障害者におすすめしたい本3冊

          適応障害の発症によって休職することになり、突然生まれた膨大な時間。 その時間のほとんどを読書に費やした。 もともと読書好きなんだけれど、適応障害前は時間を言い訳に読書から離れた日々を送っていたのだ。 だから、ひたすら本の世界に浸ることにした。 小説・実用書・漫画。 とにかく色々な本を読んで、適応障害の不安を埋めるようにした。 たしか3、4万は本に使ったと思う。 結果的にこれが良かった。 最終的に僕は適応障害を発症した会社を離れて転職したんだけれど、転職の際に本

          【今を変える】適応障害者におすすめしたい本3冊

          自分の人生を生きる覚悟はあるか

          『自分の人生を生きる覚悟はあるか』 この質問に対して、僕は自信を持って「Yes」と言えないときがたまにある。 YouTubeを観れば、自分と変わらない年齢の人が自分の何倍も広い家に住んで、自分の何倍も自由度の高い暮らしをしている。 ふとTwitterを開くと、「〇〇と△△が熱愛か!」などのゴシップニュースや「今これやっていないとヤバい」などの自己啓発的投稿が流れてくる。 憧れ、焦り、興味。 そういった感情から自然とタップしてしまったものを学習するAI。 僕専用に学

          自分の人生を生きる覚悟はあるか

          適応障害者にとって、『やりたい仕事』よりも大切なもの

          書く仕事をずっとしたいと思っていた。 人の心を1mmでも動かせるような文章を書く。 その文章によって報酬をいただく。 そんなふうに働きたいと思って転職をしたら、適応障害を発症してしまった。 やりたい仕事だったはずなのに……。 今はどうしているか。 もう一度転職をして、『書く』とは無縁の職種で、それなりに健康的な生活を送っている。 SNSを開けば、 のような声が多い。 しかし、適応障害者の場合は「ちょっと待て」と言いたい。 やりがい・スキル以上に重視すべきもの

          適応障害者にとって、『やりたい仕事』よりも大切なもの

          「思っていた仕事と違う……」 ギャップを感じている人に伝えたいこと

          YouTubeで見かけた、仕事を楽しんでいそうなサラリーマンやキラキラOL。 仕事内容やプライベートに充実感を覚えていそうな、久しぶりに会った友人。 誰かと比較したり、入社する前の自分が抱いていた社会人像と比較したりして、会社に対して”がっかりした感情”が湧いてくる瞬間は誰にでもあると思います。 「自分は自分、他人は他人」と言っても、比較してしまうのが人間ですから、比較して凹むのが悪いわけじゃありません。 しかし、 「自分が求める環境はほかにあるはず。この会社じゃない!

          「思っていた仕事と違う……」 ギャップを感じている人に伝えたいこと

          適応障害にした会社や環境が許せない人へ

          適応障害になってからしばらくすると、自分を適応障害にさせた人や環境に怒りや恨みを感じることがあるでしょう。 自分はこんなに辛い思いをしているのに、原因を作った張本人は普通に働いている。 「許せない……。」 そういう黒い感情が出てくることは仕方がないです。 ただ、そういう感情を持ち続けていることは自分を傷つけることにもなります。 ネガティブな感情は自分の行動を後ろ向きにするし、後ろ向きな行動が自己嫌悪につながるからです。 かくいう僕も、この黒い感情に悩まされた時期が

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          【眠れない。外に出られない】適応障害で辛い人に伝えたいこと

          大丈夫。そういう経験をしたあなたは強い。 まずはそう言わせて欲しい。 今では普通に働けている僕にも眠れない夜があった。外出できない朝があった。なにも食べられない日があった。 もう二度と経験はしたくない。 でも、あの経験が僕を強くした。 そうはっきり言える。 だから、今まさ適応障害で辛い経験をしてくれている人に向けて、ほんの少しでも前を向ける記事を書いていく。 夜も朝も怖かった適応障害になった後の自分は、まるで別人のようだった。 まず、夜眠れない。 22時には眠

          【眠れない。外に出られない】適応障害で辛い人に伝えたいこと

          「適応障害者におすすめの職業はありますか?」への回答

          そんなものはない。 というのが僕の結論になる。 もう少し補足をするなら、全国の適応障害者全員に当てはまる最適な職業なんてものは存在しない というのが僕の回答だ。 この記事を書こうと思った背景と、この回答になった理由を書いていきたい。 記事を書こうと思った背景「適応障害 転職」と調べると、適応障害を経験していない人が書いたクソみたいな記事がたくさん出てくることを前にnoteで書いた。 で、その検索結果の上位に表示される記事のほとんどが「適応障害の方におすすめの仕事◯選!

          「適応障害者におすすめの職業はありますか?」への回答

          適応障害だから会社を妥協することはない

          「え?それで適応障害になったの?(笑)」 カジュアル面談という名の面接を僕が受けたときに、面接官に言われた言葉だ。 パソコン越しでも、フッというバカにした笑いが聞こえてきた。 その後面接官はこうも言った。 「僕だったらもっと厳しく指導するように頼んじゃうかなぁ。君くらいの年齢なら」 この頃は2社目の面接ということもあり、僕の伝え方が下手だったのもあると思う。 適応障害になった背景を今くらい上手に伝えることができたら、面接官の反応も変わったのかもしれない。 でも、

          適応障害だから会社を妥協することはない

          「適応障害 転職」を検索して、怒りで震えた話

          わからないことがあったらとりあえずネット検索。 「とりあえずネットで調べよう」なんて思わず、無意識にフリック入力をしている自分がいる。 自分が適応障害になったときもそうだった。 「適応障害 転職」とSafariの検索窓に入れて、この状況を打破する方法を探した。 どうにかこの状況を変えたい……。 そんな思いで、上位に表示された記事をひとつひとつ確認した。 しかし上位表示された記事がクソであることを理解するのに時間はかからなかった。 まるで適応障害者の心情を理解してい

          「適応障害 転職」を検索して、怒りで震えた話

          適応障害の人を救える社会にしていきたい

          「適応障害って甘えじゃね?」 と自分が適応障害になるまでは思っていた。 恥ずかしい話だ。 「なんでもストイックにやれる自分はそんな病とは無縁で、今後も関わることはない」と本気で思っていた。 だからかもしれない。 風の噂で自分の知り合いが会社で心を病んでしまったと聞いても、「それは大変だろうな」と同情する一方で、心では納得できない部分があった。 本当に恥ずかしい話だ。 心で納得できた瞬間は、自分が適応障害と診断されたときだったのだから。 ♢ 適応障害を経験したか

          適応障害の人を救える社会にしていきたい

          適応障害の転職活動②【面接の課題】

          前回の記事はこちら 月曜日からいきなりカジュアル面談が3件も入っており、それが全然カジュアルじゃなかったので震えた(笑) 普通に転職理由とか、志望理由とか聞かれるので、結構あたふたしてしまった。 しかしこう言ってはあれだが、いい壁打ちになったと思う。 適応障害を伝えたうえでどのような反応を示すか確認することができたし、自分のなかで解像度の低い部分が見えた気がする。 適応障害の事実は明るく言えば、あまり気にされない人事がプロで、それを自分が見抜けていないなら話は別だが

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          適応障害の転職活動②【面接の課題】

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