今まで書いてきた記事を紙で出力したい欲が出てきています。本?ZINE?みたいな感じでまとめてみたい。誰にニーズがあるかわからないけど、ほぼ自分用かと思うけどw 良い方法(ツール?)知ってる人いたら教えて下さい!
無事オープンハウス を終え、いったん工事完成一区切りとなった私たちのビル。 バタバタと日々の生活も進みながら、あぁもっとこうしたいこれつけたいあれ買いたいなどなど、、、はありますが、一旦一区切りの姿を記事にしようと思います。 プランの詳細は以前書いた記事にありますので併せてぜひ読んでみてください! ■1階_プラスαスペース 路面に開いた1階スペース。 購入するきっかけにもなったプラスαのスペースとして整えました。 飲食店営業許可を取ったキッチンと可動式のテーブル、カウン
物件を購入して3年、引越してから早2年の2022年年明け。 ようやく、ようやく、ビル全体の工事が形になり、ひとまず完成を迎えたかなということで、お披露目会としてオープンハウス をすることにしました。 オープンハウス とは? 不動産会社がよくやっているのは、完成して、売りに出ているマンションや新築戸建を、実際内見できる機会としてのオープンハウス ですが、設計事務所が行うオープンハウス はそれとは少し違います。 売りに出しているわけではない(お施主さんが既に居る)が、私たちが
今回は、工事編を少しお休みして、番外編。 以前の記事で公開しているように、このビルは地下1階、地上5階+屋上という作りになっています。 小さいながらも、この「屋上」がある、ということに少なからずテンションが上がっていた私たち。 室内が絶賛工事中の間も、何かと人を招いては、屋上を使って楽しんでいました。 屋上と言っても、ほんの6.5畳(11㎡)程度の広さ。 バーベキューをするには狭すぎるので、私たちが楽しみアイテムとして取り入れたのは七輪! 焼き場としてコンパクトだけれど、そ
材料の購入、下地プライマー処理などの下準備は前日までに自分たちでやっておき、いざワークショップ当日! ワークショップ1日目 ワークショップと言っても、狭い室内のため、同時に作業ができるのは5〜6人が限度。(コロナ禍というのもあり、あまりの密は避けるようにしました。) SNSで告知し、有難いことに集まってくださったのが、私たち3名以外で3名、の計6名! まずは今日の目標は地下の、漆喰の下地材(漆喰が剥がれたり割れたりしにくくなるような効果がある。)を完了させること。 商店
自分の家を持つなら、採用したかった素材の一つが漆喰塗り。 普通は職人さんにお願いすることが多いですが、予算の関係もあり、また単純に漆喰塗りの工程に興味があったため、自分たちでやることにしました。 とはいえ、どこからどう手をつけて良いかわからない状態。 (よく勘違いされるのですが、設計事務所と言っても、知識はあっても(図面はかけても)施工についてはほとんど素人なんですw) そんな時に、偶然出会った近くの商店街の商店会長で、設計事務所の所長さんがなんと漆喰塗りの達人!漆喰塗りが好
2階事務所、3階住居として、少しずつ形になり生活でき始めている我がビル。 そろそろほったらかしにしてしまっている1階と地下も整えたい。 ということで、DIYを織り交ぜつつ、職人さんも再度招集し、工事に着手することにしました。 地下をどうする?問題 こんな感じでザ地下な現状。 これは内見時の写真ですが、手付かずの状態はこんな感じでした。 我が家の一部とは言え、なかなか行くのも億劫で、なんとなく脚が遠のいてしまっている状態。 ただの倉庫とするのももったいないなぁということで
2020年4月、コロナ禍真っ只中に、何とか引越しを終え、住みながらコツコツDIY を進めています。 (色々と問題はありつつも)さらりと引越しを終えた雰囲気を出していますが、しばらく搬入出来ずにいた荷物がいくつかありました。 その主な理由は、明快、「階段を通らなかった」!!! 建築士なのにそんな初歩的なミス、と思われるのも当然です、、、 自戒の意味も込めて恥を晒します。 工事中も搬入に苦労しましたが、引越し後も搬入に頭を抱えるとは想像していなかったw 今回は狭小ビル(=狭い
未完成のまま引越しを決行し、何とか始まったビル暮らし。 とは言え、職人さんによる工事、自分たちで手を動かすDIY工事共にまだまだやることが沢山あるため一息つく暇も無く、とにかく進めていくのみ。 時は幸か不幸かコロナ禍。 不要不急の外出が制限され、友人や家族とさえ会うことが憚られていた時期だったので、平日は職人さんたちに残工事をやってもらいつつ、自分たちは仕事、休日はDIY工事という流れで黙々と進めました。 DIY工事の内容 主に自分たちで施工した工事は以下です。 ・塗装
2020年4月、完成とは程遠いけれど、あらかじめ決めていた引越しの日がやってきました。 ここまでの流れ(時系列) 今までのざっくりの流れを時系列で振り返ってみると、、 □2019年 3月 売買契約締結 5月 物件引渡し 6月 解体工事開始 屋上再防水工事 8月 外壁再塗装工事 9月 解体工事終了 断熱工事、耐火被覆工事 10月 解体後設計内容の精査、見積もり調整 12月 建築工事開始 □2020年 4月15日 建築工事、未完だが引越し決行 なんともざっく
天空風呂の難所を乗り越え、急ピッチで大工工事も進みます。 風呂の次の難所である階段工事も助っ人の大工さんが来てくれたお陰で順調に進みます。 既存の鉄骨の構造体と木造の階段という異なる材種を接合しなければなら無いため、接合部の検討やささら板(階段の段板を支える横の板)の納まりなど、細かい難所が盛り沢山。。 図面上で検討しても分からないので、現場に行って大工さんと話し合い。 何が問題でどうすればできるのか、と私たちのどうしたいのか、をすり合わせていく作業を繰り返します。 階段
このビルの工事のハイライトといえば、以前の記事で何度もお伝えした屋上の浴室の工事です! 前回の荷揚げが第一関門。 そしてもちろん荷揚げだけでなく浴室を作る工事も難関だらけでした。 ユニットバスvs在来浴室 浴室の工事というと、今では多くの家がいわゆるユニットバスを採用しています。 ユニットバスとは、リクシルやTOTOなどのメーカーの工場で大部分を製作したものを、現場に運んで、現場では組み立てて水道管などと接続するだけ、というなんとも画期的な方法。 私なりに考える主なユニ
番外編ということで、今回は工事で地味に大変だった(完全に想定外だった)「荷揚げ」 についてまとめようと思います。 私たちのビルは、以前も概要で紹介しましたが、地下1階、地上4階建+屋上となっていて、トータルでいうと6層あります。 もちろん狭小住宅ゆえエレベーター無し。 自分を運ぶ上下運動だけでも大変ですが、工事で使う材料や道具、機器を運ぶのは、想像以上に重労働でありました。 解体の難 以前の記事でも紹介しましたが、解体はほとんどの部分を自分たちで行いました。解体というと、
ここまでの工事で、建物のベースが整い、いよいよ本格的に内部を作っていく段階になりました。 ここからは、工事の要である大工さんがメインで進んでいきます。 大工工事とは 「大工」と言う言葉は一般的によく聞くけれど、一体どのような工事を担当しているのか、実はよく知らない人も多いのでは無いかと思います。 上記の通り、ざっくりと言うと、主に木工事を担当するのが大工さんです。 木工事としては、家具工事や建具工事などもありますが、それら全てをできる大工さんもいますし、それぞれ特化して
ここまでペンシルビルの再生記録、主に契約や工事の様子を書いてきましたが、肝心の室内のプラン(間取り)をお知らせしていませんでした。 今回は新しく生まれ変わったビルの室内のプランを簡単にご説明します。 最終プラン大公開!! 以前の記事でもお伝えしたように、ビルの概要は、以下のようになっています。 特徴としては、住居スペースに加えて、私たちの仕事場として事務所(建築設計事務所)、そして+αの部分があるということです。 下の絵が、このビルを購入した際、始めに思い描いたこうい
建物の外側と筋肉を整え、ようやく内臓部に着手する段階になりました。 内臓部とは、主に生活していく為の建物内のインフラ(電気ガス水道、換気、通信網など)とここでは定義してみます。 外部から摂取した栄養や水分を、必要なところに行き渡らせる血管、生命を維持するための臓器。 建物内のインフラはさながら建物の内臓部だと思うと分かりやすいのではないでしょうか。 通常は隠れて見えないところであり、なかなか治療がし難く、定期メンテナンスが大切なことも似ている気がする。。 出来るところはDIY