2024.3.24 間のわるい一日 くもりから雨 昼過ぎに出掛けると、市場では春のイベントをやっていて、お椀をもった人々の列ができている。 来場者にマグロ汁がふるまわれており、美味しそうな香りが辺りに漂う。 上の階では福引も執り行われている。 まずは福引を引く権利取得のため、いつもより奮発して買い物をして、階段を上がる。妻が1回ガラガラを回すと、はずれの1つ手前、ソフトクリーム引換券があたった。 次にお汁をもらおうと列の後尾にしばらく並ぶが、出遅れたようで、我々の
2024.3.3 もももの節句 暖かい晴れの日、雲ひとつなし、家中の窓を開けて風を通し、心も軽くなる。 買い物の帰り、いつものように漁港の岸壁の下をのぞく。 ここ1か月、それまで岸壁際の一面を占拠していたネンブツダイの大群は影もかたちもなくなり、 小魚が表層を回遊する気配もなく、ほんとにひっそりとした生命感のない海だったが、 今日は、メジナと黒鯛と思われる大型魚が浅い瀬でくつろいでいたり、 イワシの群れが、銀色に光る横腹を翻していたりと、少しずつ賑やかになってき
2024.2.12 電話線 親のところには久しく顔を出していないので、義理を果たしに実家にいく。 電車で東京に出て、私鉄に乗り換え、混みあった電車にしばし揺られ、最寄り駅からてくてく歩く。 中学、高校、大学と過ごした街の風景と空気を確かめる。 元々何があったのか今となっては思い出せないところもあったり、 ハイスペックでセレブなマンションがおっ立ってしまったところもあるけど、 それはほんの一部、山の手の住宅地、街全体は大きく変わらないまま、 少しずつ、下り坂をゆっ
2024.1.25 メジロの仕事場 暖かい日和、洗濯をして、1日在宅の勤務 庭木のあちこちでメジロがチチチチと盛んに囀っている。 威嚇しているのか、仲間を呼んでいるのか よくわからないが、少なくとも自分よりはかなり忙しそうだ。 かわりにメジロが頑張ってくれているようなので、今日の成果はよしとする。 今日の魚はアジとホウボウ どちらも刺身にして、ホウボウのアラ出汁がいい具合にとれたので、水菜と大根おろしを入れた吸い物に ブロッコリーと椎茸の炒め物、アジの干物でご
2024.1.13 干し大根日和 魚屋に行くと、きまっておまけで大根をもらう。 なので、我が家のキッチンには大根がいつもいて、 油断してほっておくと出番待ちの大根で溢れかえってしまう。せっせと消化しないといけない。 そこで晴れた日は干し大根つくりに精を出す。 7ミリくらいの輪切り、ペーパータオルで水分をとって、干し用のネットに並べて完了 あとは1日、庭に出して天日を浴びてもらうだけ、結構お手軽である。 庭では水仙が一輪控えめに咲いている。 干した大根はネットごと今
2024.1.1 簡易おせち 黒豆煮 大根とにんじんのなます 唐の芋炊いたの 椎茸と牛蒡の煮しめと焼き銀杏 マグロの刺身 雑煮は、昆布だしに味醂醤油、鶏肉と大根にんじん小松菜椎茸、焼いた切り餅を と、地震の報、自然は安穏とはさせてくれない 2024.1.2 参拝 午前は雨降り、午後に晴れたので神社へお参りに出る。 ほうれん草とげその白みそ和え 唐の芋のたらこおろし和え マグロの刺身と雑煮 雑煮は昨日の汁に大根おろしを投入、片栗粉でとろみをつける。 と、飛行機
2023.12.16 カレイとタナゴ 晴れ、暖かく上着も着ないで外出したら、体調を崩したみたいだ。大人しく寝る。 魚屋でメイタカレイとタナゴを買う。 タナゴは釣りでは外道の類かもしれないが、刺身にすると鯵ほど脂気はないが、なかなかうまい。 メイタカレイの刺身はネットリした旨みのある白身だった。 サヤインゲンとブロッコリーの蒸サラダ、にんじん葉のかき揚げ、カレイ骨唐揚げ 2023.12.19 インフル 週末から体調を崩して熱も出てきたので医院で診てもらったらA型イ
2023.12.6 日だまりの誘引力 遅く起きて、とりあえず洗濯をして、風もなく暖かく、庭先でぼおっとしていると、あっという間に昼になる。 クリーニング屋に行って、市場で買い物して、帰って昼ごはんを作って食べて、窓際でぼおっとしていると、あっという間に日が暮れた。 黒むつの刺身、山東菜と油揚げ炒め物、カリフラワーにんじんの蒸しサラダ、焼きビーフン 2023.12.8 冬のアビーロード ジョンレノンの命日 毎年この日になると、まだビートルズなどろくに知らなかった19
2023.11.23 風の邪 週初めに1日外の仕事が影響したせいか、昨日あたりから風邪の症状で調子が悪い。 熱は7度5分ほど、咳が少々と大量の鼻水、眉間のあたりがぼんやりと痛む。 夏に夫婦でコロナに罹患した際に処方された咳止めや鎮痛薬が余っているので飲もうかと迷うが、特に出掛ける用事もなく、週末安静を決め込んで、自然治癒に任せることにした。 菜の花と大根のみそクリーム煮、サツマイモの蔓と油揚げの炒め物、さやいんげんとブロッコリーの温サラダ、まぐろ刺とご飯 2023.
2023.11.3 エサ釣り これまでルアー一筋で釣りをしてきたが、ここのところ釣果がさっぱりなので、試しに餌釣りをしてみる。 市場で冷凍したアサリむき身ボイルが大きなパックで300円、かなりお得。 仕掛けは五目釣りセット、1号の針に0.8号のハリスが2つ付いている。おもりは5号 中潮、満潮18時23分、いつもの入江、南風強め、16時45分開始、いざ ほどなく強いあたりがある。あわせるとマゴチ、20センチ程 しばらくするとまた強めのあたり、あげるとこれも先と同じく
2023.10.24 赤ワイン煮 半額で買ってあった冷凍脛肉が冷蔵庫に待機状態になっていたので、煮込みにする。 鍋に日本酒どぼどぼ、肉を入れセロリ、にんにくとともに2時間ことこと柔らかく煮ておく。 具となる大根、ビーツは蒸し器で蒸して火を通す。 ベースとなるソースは、スライスした玉ねぎをフライパンで透き通るまで炒め、さらに小麦粉を加え炒めルー状になったところで、赤ワインどぼどぼ、ゆっくり煮立たせる これに肉と煮汁、蒸した野菜を合わせて塩こしょう、少し煮込んでパクチー
2023.10.9 冷たい雨 一日雨、暖房をつけたくなるほど寒い。市場には行楽客もほとんどおらずひっそり感。 暖かいものを食さねばと湯豆腐にする。締めには温麺にシラスを絡める。 枝豆、にんじんと牛肉マスタード和え、カブと油揚げ煮浸し、豆乳湯豆腐、生シラス温麺 2023.10.14 果てしない闘い 午前中は庭仕事。 敷地境界の塀沿い一帯には笹が根を張っていて、放っておくとどんどんと内側に侵食してくる。 なので地面からつんと顔を出した茎と葉を見つけ次第切り取る、とい
2023.9.30 ダツ こちらの地域の呼び名であって、正式には「クロシビカマス」というらしい。 皮は炭で焼いたように黒ずんでいて鱗がない。カマスというより、太刀魚に似た薄ぺらな体型。魚屋で見かける季節になった。1尾買って帰る。 骨が多いので、普通に三枚にはおろさずにスプーンで身を掻き出してさらに包丁で叩いて、ワサビでいただく。 白く半透明な身だが濃厚な脂の旨味。鼻血が出そうなくらい美味い。 2年前にこの地に来てすぐの頃、初めて食べて衝撃を受けた。今年も無事食べら
2023.9.15 栗の実 出張先の敷地の近くに立派な栗の木があって、実が沢山落ちている。近づいてみると中身はほとんど取られていてイガばかりだったが、3粒だけゲットできた。 試しに、外皮を剥いて、渋皮つきのまま砂糖と味醂で30分ほど煮含めた。実はホクホク甘かったが渋皮のえぐみがかなり残った。栗を美味しくいただくにはいくつもの障害を越えなければいけないことをあらためて実感する。 黒ムツ刺身、オクラと梨のナムル、ナスとピーマンのグラタン 2023.9.16 庭の反省 朝
2023.8.30 落花生 市場に落花生が出ていた。茹でていただく。 アジ刺身、ゴーヤとコリンキー味噌炒め、白瓜味噌汁とご飯 2023.8.31 去りゆく夏の 妻がバゲットをもらってきたので、ブルスケッタに。残っていた鯵の刺身を小さく切り分け、エシャロット、トマト、胡瓜、ディルも刻み、塩胡椒、マスタード、オリーブオイル、レモン汁で和えたのを炙ったバゲットに乗せて食べる。 8月晦日の束の間のリゾート気分。 ツルムラサキお浸し、オクラ納豆、甘唐辛子焼き浸し、冬瓜と鶏肉ス
2023.8.19 へびうり といってもへびのディーラーではない。すいかやメロンも終わった市場でこの時期出ている、へびのような形状のうりのこと。 皮を剥いてワタをとり、塩水にさらした後、生で食すとこりこりとした歯応えのさわやかな前菜になる。 へびうりとトマトの酢の物、つるむらさきとオクラのお浸し、キャベツのお焼き、麻婆豆腐パスタ 2023.8.20 いとひきあじ 灼熱の日が続く、意を決して庭の草刈り、1時間で汗だく。 買い物のあとは、休日の日課となっている漁港の生