秋!かぼちゃたっぷりキッシュのレシピ
現在まだ〈旅と食〉シリーズ「コペンハーゲン編」の途中ですが、ここでまたひとつ本業の料理ネタを挟もうかと。
この記事では、先日開催されたワークショップにて好評だったキッシュのレシピを、日々の食卓へ取り入れやすくアレンジした「かぼちゃキッシュ」を紹介します。
日々のレパートリーに加えたい満足キッシュ
ワークショップにて紹介したレシピでは、かぼちゃスライスを表面へ綺麗に並べおもてなし用に仕上げましたが、このレシピではフィリングにかぼちゃをたっぷり混ぜ込んでシンプルに焼き上げます。
具材の野菜に火を通したら、あとはキッシュ生地もフィリングも混ぜて焼くだけなのでとても簡単。
グルテンフリーやプラントベースの食生活をしている人にも食べてもらえます。
材料
直径19cmのタルト型1台分
生地
[ドライ]
・オートミール粉 95g
・コーンスターチ 20g
・アーモンドパウダー 15g
・ナツメグパウダー 小さじ1/3杯
[ウェット]
・植物性ミルク 25ml
・きび砂糖 10g
・自然塩 1g
・無臭ココナッツオイル 45g
フィリング
・植物性ミルク(アーモンドミルク)30ml
・カシューバター 15g
・コーンスターチ 10g
・洋風だし(固形またはパウダー)5g
・味噌 3g
・寒天パウダー 2g
・ナツメグパウダー 小さじ1/3杯
・自然塩 1g
・ブラックペッパー 少々
・絹ごし豆腐 120g
・無臭ココナッツオイル 15ml
具とトッピング
・かぼちゃ 250g
・マッシュルーム 50g
・ポロネギ(西洋ねぎ)※柔らかい部分 50g
・ EVオリーブオイル 適量
・自然塩 少々
・パンプキンシード 10g
・イタリアンパセリ ※生(混込用: 葉の部分2g / デコ用: 適量)
☑︎オートミール粉はグルテンフリー仕様の製品を使用しました。
☑︎植物性ミルクは今回アーモンドミルク(無糖)を使用しました。豆乳などお好みでどうぞ。
☑︎味噌の種類は米味噌を使用しました。
☑︎寒天パウダーは AgarAgarパウダーでもOK
☑︎Organicの赤栗かぼちゃを皮ごと使用しましたが、皮が緑のかぼちゃでも◎
手順
①具とトッピングの準備
オーブンを200度にあたためる。
[かぼちゃ]2mmの厚さを目安にスライスする。
[マッシュルーム]薄くスライスする。大きいものはひと口大に切ってからスライス。
[ポロネギ]1cm角を目安に粗く刻む。
天板に並べ、オリーブオイル 少々・塩 少々をふる。200度で15分焼く。加熱後は粗熱を取る。
②生地を作る
オーブンを160度にあたためる。
型にオーブンペーパーを敷く。
ココナッツオイルを湯煎で溶かす。
ボウル(小)に【ドライ】の材料、オートミール粉 ・コーンスターチ ・アーモンドパウダー ・ナツメグパウダーを入れ、よく混ぜる。
ボウル(大)に植物性ミルク・きび砂糖・自然塩を入れ、砂糖が溶けるまで混ぜる。溶かしたココナッツオイルを注ぎ、クリーミーな状態になるまでかき混ぜる。※乳化させる
工程②の粉類を③のボウルへ加えて、粉っぽさがなくなるまで混ぜる。
手で数回こね、まとめたら型へ置く。
指を使い生地を型の中へ均一にのばす。フォークで底に穴を開ける。オーブンに入れ160度で10分焼く。
※生地を焼く時に[パンプキンシード]も別の天板にのせてローストしておくとその後の作業がスムーズに♪
③フィリングを作る
オーブンを200度にあたためる。
[イタリアンパセリ]混ぜ込み用を細かく刻む。
ボウル(大)に植物性ミルク・カシューバター・コーンスターチ・洋風だし・味噌・寒天パウダー・ナツメグパウダー・自然塩・ブラックペッパーを入れ、ダマがなくなるまでよく混ぜる。
豆腐を容器から出しさっと水を切って加え、なめらかな状態になるまで混ぜる。
溶かしておいたココナッツオイルを加え、乳化させる。
加熱した混ぜ込み用のかぼちゃ・マッシュルーム・ポワローと刻んだパセリを加える。
よく混ぜたら生地に入れ、表面を整える。
④焼成と盛り付け
200度にあたためたオーブンで、アルミホイルを被せて40分間、アルミホイルを外してさらに15分間焼く。
焼き時間が終了したら、型に入れたままケーキクーラーの上でしっかり冷ます。
仕上げにパンプキンシードを散らし、パセリを飾って完成!
サラダと一緒に盛り付けると、満足感あるワンプレートのできあがり♪
ワークショップで作ったように、かぼちゃスライスを飾る場合は、材料のかぼちゃ250gのうち100gほどをデコレーション用に取り分けて、フィリングの上へ並べてから焼いています。
その場合の焼き時間は、200度でアルミホイルを被せ55分間(途中に前後入替)アルミホイルを外してさらに15分間です。
それでは、また!