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人生も事業もグンとうまくいく『リフレーム思考』とは?
リフレーム・・・再び形作る、再形成する、計画や枠組みを組み立て直す、などの意味の表現。「作る」「計画を立てる」といった意味のある英語「frame」に「再度」の意味の接頭辞「re」を付けた言い方(実用日本語表現辞典より)
では、何を再び形作るのか?
それは、人生であれば価値観や視点、言葉などであり、事業であれば戦略やビジネスモデル、事象の見方などのことです。たまたま他人と価値観や視点が異なり、一気に駆け上がった幸せな人生を送る人もいるかもしれないし、億万長者になる方もいるかもしれません。しかし、多くは苦難の中で、現実を捉え直し、ブレイクスルーを起こしているように思います。
実は、今回noteをかく中で、「私の特徴って何だろう?」と自問自答を繰り返していました。
『超絶ポジティブ』と『実行力』
そんな中で、近い人から言われたのがこの2つの言葉でした。そして、この2つをつなぐ基礎に『リフレーム思考』があることがわかりました。私は、並外れた成功をしてきている訳ではありません。だけど、この思考は確かに実践してきたし、特にライフコーチングと事業変革の経験で有効であることは実感しているので、伝えるべきだと考えるようになりました。
2つのリフレーム思考の事例
1.あなたの人生を100ページの小説に例えます。あなたが30歳なら30ページ目を読んでいます。そのとき、読者であるあなたは、主人公のことをどう思いますか?
これは、私が実際に8年間の不倫関係で悩む女性にコーチングをした際に、問いかけた質問です。最初は、不倫は悪いこと。だけど、不倫相手は良い人で、本当は私のことが好き、といったことを言い続け、不倫相手と別れることができませんでした。ですが、複数回のセッションを経て、この質問に出会ったとき、初めてご自身のことを客観的にみることができました。
かっ、かっ、かわいそう
ボソッとでたその言葉が、彼女の本心でした。そして、1週間後には別れることに成功し、心から望む新しいハッピーエンドを描けるようになりました。『自分と相手』という2者間のフレームの中でたどり着かない考え方を『自分と相手と、それを見るもう1人の自分』という3者間のフレームにしてあげることでブレイクする―が起きました。また、この方法は慣れてくると1人でセルフコーチングでも可能になるので、やってみて欲しいです。
また、もう1つ紹介したいと思います(こちらは聞いた話です)
2.あなたは、この人を年収480万円で採用すべきでしょうか?
この人は、バックオフィスで総務担当です。社内では人手が足りず、猫の手でも欲しい状況です。しかし、周りの総務スタッフは年収350万円ほどで、そのスタッフと実力でいうと変わらない感じです。ただ面接を何度行っても、そもそも採用に踏み切ることができる人はおらず、社内の雰囲気もどんどん悪化していました。
採用担当は悩みます。社内のバランスもある。しかも、早く採用しろとプレッシャーが強い。出せない金額ではない。本人が年収のことを言わなければ問題ないはず。。。
特に会社から「採用しろ」と言われると、なかなか他の選択肢は思いつきません。そんな中、自宅でシャワーを浴びている際にふと気づきました。
アルバイトでこの場を乗り切ろう!!
恒常的に忙しい状況の中で人では必要。しかし、周りのバランスと、何よりその人が入社して現メンバーにもたらされる生産性や作業工数を金額で計算した際に480万円の価値がないと判断したとのことでした。
状況を簡単にすると、ある営業マンが総務の仕事を手伝っていたとします。その営業マンが手伝わなくなることで営業に専念でき、480万円以上の利益(本当は社会保険料などがあるのでそれ以上)をもたらしてくれるなら「採用」したとのことでした。
賛否あると思いますが、バックオフィスであっても期待収益を計算するフレームで考えることは1つ面白いと思いました。また、実際、良いアルバイトが入り、固定費も採用した場合よりかなり下げられたそうです。
ということで、今後、いままでやAgu.での経験をもとに、皆さんに『リフレーム思考』を伝えていきたいと思います。
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