こんにちは!
今日は「国語のひろば」の振り返り第二弾。
読書会の最後の日に実施したアンケートの結果を公表します。
(第一弾の記事はこちら↓)
アンケート結果
記入時間が10分しかなく回答は任意だったのですが、これだけの感想が集まりました。本当にありがたく思います。
【満足度アンケート】
ただやるだけでは意味がない
以前、ある中学校の先生がこんなことをおっしゃっていました。
「活動のための活動」とはどういうことなのか、英語の授業を例に説明するとこんな感じ↓になります。
活動は本来、何かの目的を達成するための手段です。この単元の場合は、生徒がSDGsについて自分なりの言葉で説明できるようになる、とかですね。
でも上の例では「英語で話すこと」自体が目的になってしまっているので、活動が子どもたちの学びに繋がっていません。
読書会でも同じことが言えます。
ただ子どもたちを集めて本を読むだけでは、得られるものはあまりないと思っています。
むしろ発言を強制されたり、本をつまらないと感じるような経験をすれば、かえって読書が嫌いになることすらあり得ます。
読書会はあくまで手段なので、この会を通して子どもたちにどんなものを持ち帰ってほしいのか、きちんと考えた上で設計をする必要があります。
国語の先生が主催する読書会として、教育的な効果が期待できる会にしたいと思っています。
国語の専門家が作った、親子で参加できる読書会
ということで、国語のひろばでは、
・読書が楽しくなって、もっと本が読みたくなる
・読解力が向上する
・話すことや書くことが楽しくなり、表現力が向上する
という目的を達成するために、私立や国立の小中学校の授業から様々な工夫を取り入れました。
どんな工夫をしてどんな効果があったのかについては、次の記事で書こうと思います。
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