
【中高生&保護者の方に】おすすめ記事紹介-受験のための読書はやめよう-
こんばんは!
今日は国語の勉強法について、どうしてもおすすめしたい記事を見つけたので、シェアさせていただきます!
ざっくり要約
「現代文の勉強のために読書をしています」と言う生徒が多くいる
しかし、受験勉強として読書をすることはあまりオススメしない
「受験勉強のために読書する」ことは、読書をつまらなくする原因になる
読書の効用は漢方薬のようなもの。習慣としてじっくり続けてこそ効果がある
それに対し、受験は期日が決まっているもの。(緩やか、かつ長期で効果が出る読書は、受験の勉強法としてミスマッチ)
受験勉強として文章を読むなら、特化した参考書を活用するのが合理的
読書をしたいなら、好きな本、興味があるものを、色々な読み方で読むのが良い
※( )内の言葉は私が追加させていただきました。もし意図と違っていましたら、ご指摘いただけたらありがたいです🙇♂️
「読書が好き→国語が得意」はあっても…
今は出先でスマホしか持っていなくて、あまりきちんと書けないのですが…
・本が好き
→本を(習慣的に)たくさん読む
→国語が得意になる
はあっても、
・国語が苦手
→本をたくさん読む
→国語が得意になる
というパターンって、ほぼ聞かないです。
というのも、下の(=「面白い」や「好き」が抜けている)パターンは、笠原先生のおっしゃる通り教育の理屈と合っていないんですね。
どういうことかと言うと…
・国語が苦手
・読書習慣もない
という時点で、その子は本を楽しいと感じられていないわけです。
そんな状態で、「受験のために本を読むぞ!」となったら…めちゃめちゃ苦痛ですよね。
必ず習慣化でつまずきます。
読書のキモは、習慣化
読書のキモは、習慣化です。
(他にもありますが、分かりやすくするためにここではバッサリ切ります!)
・読書って面白い!読むのに苦しさを感じない!という状態になる
→時間あたりの効率は低いけど、幅広い経験が大量に積み重なる(=漢方薬のように効いてくる)
→数年〜十数年後に、学力全体の底上げになる
・効果はゆるやかで遅効性だけど
・苦じゃないから習慣化できて
・いつの間にか大量に積み上がってるよね
というのが、受験学力の底上げについて考えた時の、読書の強みなんですね。
つまり、教育の理論で言うと、
本を読むのって楽しい!!
が最初に来てこそ、読書の強みが生かせるんです。
まとめ
実は私も、「国語が得意になりたいので頑張って本を読みます(読ませています)」という話を何度も聞いたことがあって、悩んでいました。
あまり親しくない人には「読みたくない本を無理に読んでも、辛いだけで効果が薄いことが多いですよ」とは言えないので…。
そんな悩みを抱えていたので、笠原先生の記事を拝見して、「この情報は広めなければ!」と思い、引用させていただきました。
ダラダラ書いてしまった気がします。。
読みづらい構成になっていたらすみません!🙇♂️
おまけ:南三陸町に行ってきました
今日は南三陸町で、復興後の商店街や、高台に移転した住宅の様子、それに大震災の資料館を見て回りました。
語り部の方からお話も伺いました。



一番上のアンテナのところまで津波が来たそう






「震災の直後、生き残った町のみんなで津波の泥の中から写真を探した(思い出探し隊)」という話を聞いて…「復興」って何なのか?について、初めて少しだけリアルに考えられた気がします。
被災していない私たちは、復興について合理的に考えがちです。費用対効果とかですね。
でも、実際に被害のあった地域では、合理的なことだけで政策を動かすことはできないのだと感じました。
この経験を、小論文の指導にも生かしたいと思います!