浮かんでは消えていく 名も無き感情たちに名前を付けたい
こんにちは。仕事上では『感情的になってはいけません』とよく言われている気がします。皆さんは仕事や公の場で自分の感情とどう向き合ってますか?
私の場合は、外から見ると常にフラットのようですが、たまに腹ワタが煮えくり返っています。笑
感情の種類は様々です。しかしそれを表現する言葉は意外とシンプルなワードしかない気がしてます。
はじめに
Wikipedia先生の『感情一覧』の中にサウダージというモノを見つけました。
どうやら、『一つの単語で言い表しづらい複雑なニュアンスを持つ』らしいのですが、読んでも良く分かりません。そもそも定義が定まっていないようです。
複雑な感情を表す言葉が生まれにくいのって、定義の難しさも理由の1つなのかもしれませんね。
そこでこのnoteでは私が過去体験した『なんとも表現し難い』感情を紹介したいと思います。
【懐旧の情】 昔の彼女と同じ香水を母親が付けていた時
高校から大学にかけてお付き合いしてた年上の女性がいます。初めて長く続いたお付き合いで、その思い出は大切に胸の奥にしまっています。
そんな思い出の扉をこじ開けたのは、私の母でした。当時の彼女と同じ香りがします。どうやら母は同じ香水を使っているようでした。
当時の記憶に紐づいた感情が勝手に湧き出してきます。『これは偽物だよ、違うよ』と必死に止めますが、脳の混乱はおさまりません。
香りって記憶に強く結びついていますね。
【悲壮感】 日本に流通するチーズのほとんどに穴が空いていない事を知った時
トムとジェリーというアニメをご存知でしょうか?私が子供の頃に再放送で観た記憶があります。1940年から続く短編アニメだそうです。
そこで登場するチーズがとても美味しそうだなと子供ながら感じていました。よくアニメに出てきそうな穴の空いたチーズです。
小学生くらいになり、日本に流通するプロセスチーズには一般的に一切穴があいてない事実を知りました。それに加えて、チーズの味もそこまで好みではない(当時)という事実が、私にさらに追い討ちをかけました。
すごくショックでしたが、事実と向き合い、受け止める事ができました。笑
凄く楽しみだったモノほどガッカリしやすいのかもしれませんね。
【焦燥感】 慌てて乗り込んだ電車の車両が女性専用車両だった時
階段を駆け下りてギリギリ乗り込んだ車両。雰囲気がいつもと違います。
『やばい、女性専用車両だ!』
瞬時に認識し、秒速で降ります。
焦燥感というよりもっと原始的な感覚なのかもしれません。
さいごに
自分の感情を上手く言葉で表現して相手に伝えるのって難しいですね。人の感情に配慮がある人間になりたいです。それではまた。