ちょっとした工夫で効果倍増~休日の過ごし方5選
コロナ禍の行動制限がないゴールデンウィークが戻ってきました。
ニュースなどを見ると、各地で人の賑わいが戻っています。ところによってはコロナ禍前以上のところもあるとか。
人が多いだけで、気分も盛り上がるのですが、私は「人よい」してしまうところもあって、人が多すぎるのが苦手なところがあります。
なので、最近は、お金の余裕や家族と時間が合えばお出かけもしますが、ゴールデンウィークこそ、家や家の周りで楽しめることを探すことが多くなりました。
どうして、旅行やお出かけをしたいのか・・・と考えると、
「いつもと違うことがしたい」
「普段見たこと、聞いたことがない場所に行ってみたい」
「癒されたい(脳科学的には、普段使ったことがない脳の部分を活性化させたい)」
「家族に、特別な経験をさせてやりたい」
が元の気持ちにあります。逆に言うと、
遠くに出かけなくても、休日の過ごし方のちょっとした工夫、「非日常」を演出すると、それだけで楽しめます。お出かけしたかのような気持ちにもなります。
そんなお金も時間もかけずに、気軽に遊べる、そして、健康や気分転換、ストレス緩和につながる遊び方やイベントを紹介します。よかったら、お付き合いください。
1 移動読書
本を読むことが好きです。普段は、お風呂の中、寝る前の時間に読むことが多いです。そして、休日は自由になる時間も多くなるので、さらに本を読めます。
多くは家の中ですが、GWなどの休日では、ちょっと趣向を凝らして「移動読書」にしています。
簡単に言うと、
「場所を変えた読書」
です。
これは、いろいろな場所が考えられます。
図書館、喫茶店、買い物した店のベンチ、電車の中、家族の送迎先の車の中・・・。
一人静かな環境での読書も楽しいですが、ちょっと人の声や雑音が聞こえる店、図書館などの読書も、なぜか集中力が高まったり、読みながら考えが深まったりします。
さらに、電車やバスなどの乗り物に乗っての読書は、ちょっと疲れた時に車窓からの景色を見てぼーっとすると、「アイデア」が「降りてくる」ことも多いです。
私は、全部読めないと分かっていても、リュックに3冊、4冊と本を入れて電車に乗ることもあります(笑)。重くて背負う肩が痛くなるのですが、出かける前に、あれもこれもと本を詰め込んでしまう癖はなかなか治りません。
気分を変えるだけなら、外に出かけなくてもできます。
最近はまっているのが、「ベランダ読書」。
5月になると、すでに夏日になる日も出てきて、屋根の日陰の下で、風を感じながら読書するのも、なかなか気持ちがいいです。
ちょっと疲れたら、空を見てぼーっとすることもあります。そして、何となくうつらうつらする。心は満たされます。
2 家でテントを張る
アウトドア、行った先でテントを張って寝泊まりするのは楽しいです。
でも、特にGWは渋滞もあって、あるいは予約が殺到してなかなか行くのが大変だったりもします。
そんな時、思い切って
家でテントを張って、そこで寝泊まりしてみるのも楽しいです。
家によりますが、例えば、庭に張る。広ければベランダに張る。
別に部屋の中に張ってもいいと思います。
子供たちにとっては、ちょっとした「基地」になって、テントができただけで、ワ―キャー言ってはしゃいでいます。
昼間は直射日光が当たると暑いのですが、夜なら、涼しい中、ランタンなどの灯りで、いつもと違った気分を味わえます。テントの中でおしゃべりするのも、いつも以上にコミュニケーションが深まります。
また、最近は地震などの災害も多くなっています。
テント生活に慣れておくのも、もしもの備えの一つになるかもしれません。
3 変化をつけたお風呂体験
一日の疲れをとってくれる、リラックス効果の高いお風呂。
血流が良くなり、浮力によって緩んだ気持ちを連れてきてくれます。
そして、筋肉やいろんなところがほぐれます。肩こりにもいいです。
私は、お風呂の中で本を読むこともあるので、けっこう長時間入っています。
毎日の習慣になると、あまり新鮮な気持ちはないのですが、休日など、たまにであると、刺激を受け活性化されます。
例えば、体の向きを変える。
たぶん、お風呂に入っている時、体(頭)の向きはいつも同じ方向ではないかと思います。習慣になっているからです。これを逆向きに入るだけで、見え方ががらりと変わり、全然違うお風呂に入っている感覚を味わえます。
例えば、お風呂の電気を消す。
人間の脳は周りが明るいと興奮しますが、暗いとリラックスします。
お風呂の電気を消すだけで、リラックス効果が高まります。
また、目を閉じて、日頃パソコンやスマホなどで酷使している目の疲れをとることもできます。
もちろん、真っ暗だと危ないので、例えば、キャンドルをともす方法もあります。ちょっと幻想的な空間になります。
一番簡単なのは脱衣室など近くの灯りだけつけておく方法です。
うっすらと灯りが風呂場に入ってくることで、薄明りの中での入浴になります。睡眠導入には、暗い照明が有効とも言われています。寝る前の入浴から薄暗くしていくことも効果的です。
4 半年はやい大掃除
連休だからこそできることがあります。
それが、家の大掃除。
12月の年末に「大掃除」をすることが多いですが、どうしても、寒さが厳しい時期と重なります。
特に換気扇などの油汚れの掃除は、冬の寒さで固まりやすく、うまく汚れが落ちません。
最近、私は夏日が増え温かくなるGWから夏にかけて換気扇を掃除することにしています。これだと、すぐに油汚れを拭きとれます。また、水も冷たくなく、むしろ気持ちよく感じられて掃除しやすいです。
他にも、物が詰め込まれた部屋や物置、クローゼットなどの断捨離時間を設定してもいいかもしれません。整理整頓をすると心も安定します。
普段だと家族の都合が合わなかったり、誰かは出かけていたりで、うまく掃除できないことも多いですが、休日でみんなが家に居れば、一斉に行えます。そうすると、「勝手に人の部屋に入らないで」とか、「これ、必要なのかな」と確認できないなんてことがなくなります。
整理しながら、思い出の品が出てきたり、昔やっていたゲームが出てきて、あとでみんなで遊ぶなんて言うこともあって、おもしろかったです。
5 「トッピング」の積み重ね
トッピング~「ちょい足し」することです。
一番わかりやすいのが食事。
カレーにとろけるチーズをのせたり、即席めんを作たっりする時に、冷蔵庫にあるもの~コーン、ネギ、チャーシュー、卵、時にキャベツやもやしをいためて・・・と付け足すことで、さらにおいしくいただけます。
もちろん、パセリのふりかけやタバスコ、味塩こしょうなどを加えるだけでも随分と味覚が変わります。
このように、
何かを足すだけで、「満足度」「楽しさ」が変わります。
食べ物だけではなく、休日の過ごし方でも応用が可能です。
例えば、家族を送迎した時。
すぐに帰宅せずに、その周りをぶりと歩いたり、神社や観光地を見て回ったり。
駅までいつも自転車で行っていたところを歩きに変えたり、その中で、途中に見つけた喫茶店や店に立ち寄ったり。商店街で何気なく入った店で、ちょっと買い物をしたり。
これなら、遠出しなくても、お金をたくさん使わなくても、ちょっとしたことで十分に心を満たせます。
脳的には、いつもと違うことをするだけで活性化します。
「娯楽」は自分でつくり出せそうです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます
皆様の心に残のこる一言・学びがあれば幸いです