9月の不調解消法~睡眠時間を2時間増やす。セロトニンをアップ。
9月半ばとはいえ、まだまだ、真夏のような暑さが続いています。
とはいえ、朝夕の涼しさを感じられたり、時々降る雨によって、暑さが和らぐと感じる日も出てきたりしています。
私は、ここ最近、夏の暑さの疲れも出てきて、少々夏バテ気味だったり、気分が沈んだりもしています。
何となく、もの悲しい気持ちと言うか、さみしいような気分になったりもします。そして、そんなネガティブな気持ちを引きづって、ため息が出たり、下を向いたりして、よけいに重た~い気持ちになっていたりします。
でも、これは、特別何か嫌なことがあったわけではなく、今だけの事ではありません。
ずっと書き続けている連用日記を読み返すと、9月~10月に、私に良く起こる「現象」です。毎年、同じような不調を日記に書いています。
そして、何となく、ネガティブなことを思ったり、普段以上に、出来事を悪くとらえたりすることにつながっています。
原因は、疲れの蓄積と睡眠不足、そして、日光を浴びる時間の減少にあるようです。
日照時間が少しずつ減って来て(日が沈む時間も速くなってきて)、日光を浴びる時間も減ると、セロトニンという脳内物質が分泌されにくくなります。
セロトニンは覚醒、気分、意欲、感情などをつかさどる脳内物質になります。特に、セロトニンが分泌されていると「気持ちがいい」「すっきりした感じ」などの幸福感を感じやすくなります。また、イライラや怒りを抑える効果などもあり「脳の指揮者」とも言われ、精神の安定につながります。
逆に言うと、日光に当たる時間が減ることで、このセロトニンが分泌されにくくなり、気分の落ち込み、不安を感じやすいなどのメンタルの不調を連れてきます。そして、睡眠不足や夜更かしも、セロトニン分泌に悪影響があります。
この時期に、チョコレートやスイーツをはじめとした甘いものが食べたくなるのも、精神安定効果を求めての行動ともいえます。
原因が分かれば、対策もたてられます。
日光に当たる必要があるのならば、いつもより30分ほど早起きして、朝散歩をすればいいです。
また、瞑想や坐禅でもセロトニンが得られますが、難しければ、腹式呼吸を繰り返すだけでも効果がるそうです。
さらに、「笑顔」によっても分泌されるので、お笑い番組を見て大笑いするもよし、口角を上げて、いつもにっこりとほほえんでいるもよし。
一番簡単なのは、寝る事!
ある精神科医の先生が言っていましたが、
メンタル的にきつい時は、とにかく、3日間連続で、いつもより2時間以上早く寝る(それだけ睡眠時間を増やす)と、3日後には、気分がガラッと変わるそうです。少なくとも、疲れによる気分の落ち込みは解消できます。
四季がある日本は、ある意味、環境が1年の間に何回も変わる国ともいえます。
それ相応に合わせて、生活の仕方、健康の保ち方も変えていくことが必要になってきます。
暑さは続いていますが、少しずつ秋に移行する時期です。
不調を感じ始めたら、まず、睡眠不足解消。そして、睡眠の質を上げていく工夫をすることから始めるといいのかもしれません。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます
皆様の心にのこる一言・学びがあれば幸いです