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コーヒーにまつわるエトセトラ~メリット・デメリット・2050年問題 

 「コーヒーブレイク」と言われるくらい、休憩時間などの愛飲されるコーヒー。
 私も好きで、よく飲みます。
 ただ、苦すぎるのは苦手なので、砂糖やミルクを入れることも多いです。
気付けば、高校生ころから、だんだんと飲むことが習慣になり、今では、1日に何倍も飲むこともあります。
 では、コーヒー自体は健康にいいのでしょうか??
 ちょっと調べてみました。よかったらお付き合いください。

コーヒーのメリット

 よく知られているように、「カフェイン」が多く含まれています。カフェインには覚醒効果があります。また、多くの抗酸化物質も含まれていますので、次のような効果や作用があります。
 
・がんのリスクを減らす。
・リラックス効果もあるので、うつ病リスクを減らす。
・覚醒効果で、集中力や短期記憶、反応速度を高め、認知症リスクも減らす。
・目が覚めて、しゃきっとする。車の運転の事故防止にも役立つ。
・筋持久力を優位に向上させるので、疲労を感じにくくなり、長期運動に適する。運動前に飲むと、トレーニング効果も高める。また、脂肪燃焼率も高める。

コーヒーのデメリット

 コーヒーと言うより、カフェインによるデメリットと言っていいと思います。
 覚醒効果があることが逆に働くと、次のようなデメリットがあります。
・睡眠に対する悪影響が出る。眠れなくなる。
・利尿作用、血管収縮作用があるので、体を冷やすことになりやすい。
・飲みすぎてカフェイン依存症になると、逆にカフェインが切れるとイライラしています。

 
 私自身の経験でいうと、コーヒーを飲みすぎるようになった後、「片頭痛の発作」が起きることが多かったです。きっと、カフェインの作用で、血管が必要以上に収縮し、その反動で血管の拡張が起きた時、周りの神経に触って炎症(痛み)につながったようです。
 
 でも、コーヒーを飲まないという選択肢は考えられなかったので、コーヒーカップを以前に飲んでいた大きさの半分のものにしました。
 これだと「杯数」は同じだったとしてもコーヒー(カフェイン)の摂取量は半分に抑えられます。気持ちとしては、何杯も変わらず飲んでいるつもりになりますが、量的には、随分と少なくなり、カフェインの摂取過剰を防げました。

 また、個人差は大きいですが、カフェインの半減期は4~6時間と言われています。夜の9時、10時に寝るとしたら、午後2,3時以降はコーヒーを飲まない方が、睡眠の邪魔にならないと考えられます。

 以前は、あまりこだわりなく、夕方でも平気で飲んでいましたが、さすがに、眠くならない経験を何度もしたので、今は、夕方5時を「門限」としています。 あと、

気を付けているのは、見せかけの「元気さ」に騙されない事です。

 カフェインを摂取すると、一時的に覚醒効果もあって、「すっきり」した感覚になり、頭もさえます。何か「元気」になっている感じがします。それで、「バリバリ」仕事ができるのはいいのですが、

あくまで感覚を「ごまかしている」状態です。カフェインが切れると、一気にダル重い感じになります。

 なので、コーヒーを飲んで頑張りすぎないことも意識するようにしています。

マヒした感覚で頑張って、逆に体に無理を強いて、別の不調を連れてこないように注意が必要です。

 と、まあ、様々ないいところ、問題点がありますが、いろいろと試しながら、自分なりのコーヒーライフを楽しめればいいなあと思います。
 
 ただ、そんな大好きなコーヒーに「2050年問題」ということがささやかれ始めてもいます。
 
 それは、気候変動の影響で、特に「アラビカ」と言われるコーヒーの品種(コーヒー豆生産の大半を占める)が半減してしまうのではないかという問題です。

 アラビカは、コーヒーの全生産量の7割ほどを占める主要品種です。「コーヒーベルト」と呼ばれる赤道付近のブラジル、コロンビア、エチオピアなどが主要生産国になります。

 その中で、年間の平均気温が20度、降雨量が1800~2500ミリの地域が栽培に適しているとされています。というのは、暑すぎても、寒すぎても、そして乾燥しすぎてもうまく育たないという、かなりデリケートな品種だからです。

 最近は日本でもゲリラ豪雨や夏の猛暑を経験して、気候変動の影響が身近なものに感じられるようになってきたので、同じくコーヒー豆の栽培でも悪影響があるのではないかと懸念されるようになってします。
 
 今は気軽に飲むことができますが、今後、生産量が激減すれば、当然、価格も上昇して、コーヒーを飲むこと自体が貴重なことになるのかもしれません。

 私に何かできるかと考えても、すぐに思い浮かびませんが、

とりあえずは、コーヒーを飲む時に、生産者さんに思いをはせ、感謝して味わいながら飲もうと思います。


   ここまで読んでいただき、ありがとうございます
 皆様の心にのこる一言・学びがあれば幸いです
 
 
 
 
 

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