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JW206 立后から出産へ

【孝元天皇編】エピソード9 立后から出産へ


第八代天皇、孝元天皇(こうげんてんのう)の御世。

ここは軽境原宮(かるの・さかいはら・のみや)。

地図(軽境原宮)

紀元前208年、皇紀453年(孝元天皇7)2月2日。

この日、孝元天皇こと、大日本根子彦国牽尊(おおやまとねこひこくにくる・のみこと)(以下、ニクル)は、大后(おおきさき)を立てたのであった。

ニクル「その通りじゃ。ついに立后(りっこう)をおこなったぞ。」

そこに、大臣(おおおみ)の物部出石心(もののべ・の・いずしごころ)(以下、いずっち)がやって来た。

系図(いずっち)

いずっち「ほな、大王(おおきみ)! 大后を紹介しておくんなはれ。」

ニクル「汝(いまし)から紹介した方が良いのではないか?」

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