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JW321 鯖矢、降り注ぐ時

【東方見聞編】エピソード4 鯖矢、降り注ぐ時


第十代天皇、崇神天皇(すじんてんのう)の御世。

大彦(おおひこ)たちは、高志国(こし・のくに:北陸地方)を旅していた。

従う者たちは、下記の通り。

崇神天皇の皇子、大入杵(おおいりき)(以下、リキ)。

系図(大彦とリキ)

それから、葛城宮戸彦(かずらき・の・みやとひこ)(以下、みやさん)。

更に、和珥彦国葺(わに・の・ひこくにふく)(以下、くにお)。

そして、赤ん坊の得彦(えひこ)である。

系図(葛城氏と和珥氏)

一行は、安伊奴彦(やすいぬひこ?)(以下、ヌッヒー)の先導(せんどう)で、二千年後の福井県鯖江市(さばえし)の深江町(ふかえちょう)周辺に到達する。

ここで、お爺さんに化身(けしん)した、猿田彦大神(さるたひこの・おおかみ)を迎え、解説をおこなっていると、一人の男が駆け込んで来たのであった。

地図(福井県鯖江市深江町)

男「うら(私)は、認めんっ。こんなヤツは認めんげっ。」

大彦「だ・・・誰なのかな?」

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