JW510 桑名野代宮
【垂仁天皇編】エピソード39 桑名野代宮
第十一代天皇、垂仁天皇(すいにんてんのう)の御世。
紀元前16年、皇紀645年(垂仁天皇14)。
天照大神(あまてらすおおみかみ)(以下、アマ)が、桑名野代宮(くわなの・のしろ・のみや)への遷座(せんざ)を宣言。
御杖代(みつえしろ)の倭姫(やまとひめ)(以下、ワッコ)は、三重県の桑名市(くわなし)に入った。
そして、五人の従者と共に、解説をおこなうのであった。
五人の従者とは、すなわち、采女(うねめ)の香刀比売(かとひめ)(以下、カット)。
忍比売(おしひめ)(以下、おしん)。
大称奈(おおねな)(以下、ねな)。
「ねな」の弟、大荒(おおあら)(以下、アララ)。
舎人(とねり)の市主(いちぬし)である。
ワッコ「つ・・・ついに、三重県・・・。すなわち、伊勢国(いせ・のくに)に入ったのですね?」
アマ「うむ。されど、旅は、まだまだ続くぞ。」
ワッコ「えっ? そうなのですか?」
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