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エッセイ集

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エッセイをまとめました。
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2024年5月の記事一覧

【エッセイ】四十を過ぎたなら(700(引用抜き))

【エッセイ】四十を過ぎたなら(700(引用抜き))

かなり前、ヤフーニュースでベストセラー「思考の整理学」で有名なお茶の水女子大学名誉教授の外山滋比古先生のインタビュー記事が載っていた。

詳しい時期は覚えていないが先生が存命中だったとの記憶はある。亡くなった2020年7月30日の少し前だったと思う。だから4〜6年前だったはずだ。

先生の訃報に触れた時、普段有名人が死んでもなんとも思わないが、この時は珍しく残念な気持ちになった。もっと本を書いて欲

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【エッセイ】黒歴史(551)

【エッセイ】黒歴史(551)

今朝の相互フォロワー・りおさんのステキな記事に触発されて。

りおさんはその公表された概要から察するに(完成品はデータを処分して残っていないから記憶を探って記されていた)中学生でかなり完成度の高いラノベを書き切られたとの事。凄すぎる!

私など一度30歳くらいの時に1Q84を読み切った際、なぜか小説が書けるような気がして書こうとして挫折した。

途中で書けなくなってしまったその小説の概要をりおさん

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【エッセイ】選択肢が多過ぎることの弊害(1000)

【エッセイ】選択肢が多過ぎることの弊害(1000)

先日、ネットニュースで唯我さんというその界隈では有名な動画配信者の死体遺棄事件に関わったとされる容疑者が5人逮捕されたというニュースを知った。

彼は昨年の年の瀬にトランクに遺体が詰められて絞殺の痕跡が残る形で発見されたらしい。当時は知らなかった。

そのようなショッキングな殺され方、つまり目立つ殺され方をしたにも関わらず、彼を殺害したと思われる容疑者が特定されるのに5か月もかかってしまったのは情

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【エッセイ】心(400)再掲

*2023年4月19日に公開して削除したものを再掲です。

「心」とは?

永遠の命題のひとつである。未だにその答えは出ていない。この先も絶対に出ないだろう。だが、追求するだけの価値のある数少ない、あるいはほとんどない命題のひとつではある。

さまざまな解釈がある。最もしっくりくる解釈は中島みゆきさんの名曲「命の別名」の歌詞に出てくる一節。

余談だが「命の別名」のカップリング曲が彼女の代表作「糸

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【エッセイ】上を行く人々と騙される私(1000)

このメディアリテラシーの低い日本で、スポーツ新聞より更にリテラシーの低いヤフーニュース。仕方ない。無料だもの。

家には朝日新聞があるので、ヤフーニュースを情報源とするのを辞めたいのだがついつい眺めてしまう。

今朝も起床後眺めていると面白い記事(というか現象)を目にした。

匿名性の高いかつての2チャンネルのような文化を継承しているヤフコメ。今、最も好き勝手なことが書き込まれている媒体であるとい

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【エッセイ】38代目木村庄之助(1000)

【エッセイ】38代目木村庄之助(1000)

昨日、大相撲のテレビ中継を観ていた。

結びの一番、行司は38代目木村庄之助。

38代目とは。とても長い歴史を感じる数字だ。

その取組の懸賞は40本ほどだった。一緒に観ていた父と母が数えていた。

一本7万円で合計280万円を勝てばもらえる(ただし力士の取り分は3万円。内訳はややこしいので詳しくはこちらのNHKのHPで)。

これは格闘技のファイトマネーとしては超超破格だ。

なぜなら日本のボ

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【エッセイ】自分軸は大事だが自分だけの基準は時に邪魔になるかもしれない(1000)

【エッセイ】自分軸は大事だが自分だけの基準は時に邪魔になるかもしれない(1000)

SNSの台頭で誰もが意見を垂れ流せる時代。

それはいいのか、悪いのか。

長所と短所は表裏一体。すべてのことはその視点による。

極論を承知で殺人を例にとってみよう。

被害者からしたらたまったものではないし、世の中のほとんどの人は殺人者を社会悪として断罪するだろう。しかし、殺人者からしたらそれ相応の理由があったかもしれない。

ただし。SNSの意見はその殺人者の極論に似たものを許容すべきである

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【エッセイ】いつでも微笑みを(1500)

【エッセイ】いつでも微笑みを(1500)

NHKラジオの長寿番組「子ども科学電話相談」

質問内容は失念したが、ある先生が「ストレスってね、楽しい時にもかかるのよ」と言っていた。

目から鱗とまではいかないが、なるほどって頭に電球が浮かんだ。

ちなみにこのことわざの「目から鱗」の出典をご存知?

知識として知っていなくて、私が言うんだからとピンと来た方は勘がいい。IQ110以上はかたいし、私のエッセイの熱心な読者という称号を付与しよう。

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【エッセイ】ティラノサウルス(900)

【エッセイ】ティラノサウルス(900)

書きかけてはやめて、書きかけてはやめて。やっと投稿。

恐竜について。

スピルバーグ監督の「ジュラシックパーク」シリーズ。作製当時著しい発達を遂げていたバイオテクノロジーと童心の永遠の憧れ恐竜を融合テーマにした名作。

最新の研究では恐竜は絶滅したのではなく、鳥になったという学者がいるらしい。

漫画ドラゴンボール中で孫悟空が恐竜を捕獲して食べているが、鶏肉みたいでおいしかったかもしれない。

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【エッセイ】AI美人画(100)

相互フォロワーの辻六道さんがAI美人画について完全なる意見の一致のある記事を書かれていた。こちら💁

それでコメント欄で私は偉そうなことを書いた。

しかし。ヘッダーに記事に合う画像を探してて本記事ヘッダーのAI美女に心奪われちゃった😆

てへ😝

ってそんなわけあるか!!
#創作大賞2024 #エッセイ部門

【エッセイ】不安の正体(1000)

【エッセイ】不安の正体(1000)

20年前、某一部上場企業の集団面接前の説明会。

久米宏みたいな雰囲気の人事部長が放った一言がおもしろかった。

「私は心理学を専攻していました。人が不安を感じるのはですね、道の角を曲がったところにライオンがいるかもしれないと思うからなんですね。要はわからないことに対して不安が生じる。今からみなさんに面接する相手はただのおじさんです(会場、愛想笑い)。リラックスして行きましょう。おじさんたちの方が

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【エッセイ】夢の話(1000)

【エッセイ】夢の話(1000)

夢の話ほどつまらぬ話はないとよく言われる。それはその人の夢の語り方が下手なだけではないかもしれない。

夢とはつまり物語である。物語を楽しめる(理解できる)のは10人にひとりとある本に書いてあった。

圧倒的大多数は物語を理解できないという説である。有名な小説は国語の授業で習うが、40人クラスでたった4人のためにしかならないということになる。やはり多少の大袈裟は否定できない。

読書をする人と話を

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【エッセイ】水原や大谷の人生と我々の人生にどんな関係があるというのか(700)

【エッセイ】水原や大谷の人生と我々の人生にどんな関係があるというのか(700)

水原や大谷が死のうが、生きようが、収監されようが、どんな犯罪をしようが。親族でもなければ直接の被害者でもないので何の関係もないしはっきり言ってどうでもいい。

テレビで延々と報道される水原被告の件。もううんざりだ。裁判の結果だけ知らせてくれたらそれでいい。

マスコミはもっと他に報道することがあるだろう。

たとえば、ウクライナ戦争。なぜロシアがテレビゲームの魔王側みたいに「悪」と決めつけた報道を

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【エッセイ】『新・渚にて』(600)

【エッセイ】『新・渚にて』(600)

世界では大規模な戦闘がふたつ起こっている。

朝鮮民主主義人民共和国って狂国がミサイルを我が国に打ち込みまくってきている。

中華人民共和国って同じく狂国が我が国の近海を制圧している。

そんな不安定な状況で現政権(多分、どの政権がとっても)がなぜ食糧対策を全くしないのか。謎だ。

合衆国を信頼しているのだろうか。その信頼は取るに足るのか。バイデンだろうがトランプだろうが、どちらに転んでも彼ら同様

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