誘う側と誘われる側は、どちらが人生でトクをするのか?
結論から書こう。
誘う側だ。
誘う側になると、なんかいい感じになる。
考えてみると、どんなものも2つの対立構造からなる。
野球で言えば「打つ側」と「投げる側」。
テレビで言えば「視聴者側」と「出演者側」。
全ての事象を検証したわけではないけれど、きっと、どんなものにも、このような対立構造があるはずだ。私たちの人生を考えるとタイトルの通り。
誘う側と誘われる側という対立構造がある。
「ランチ行こうよ」→「いいよ」
「明日、飲みに行こうよ」→「やめとくわ」
「週末映画館に行かない?」→「何みるの?」
こんな感じだ。きっと今日も明日もこんなやり取りが日本、のみならずブラジルでも、フランスでも、ナイジェリアあたりでも繰り広げられている。
かくいう私は、ここ3年くらいで、
「誘われる側」から「誘う側」
になった。そうすると人生が楽になったと感じることが増えだした。どうしてこんなことを書いているかと言えば「みんなが誘う側になれば、みんな人生イージーになるんじゃないの?ハードモードで過ごしたい人は、たぶんいないよね?そんじゃ、シェアしとこ」と思ったからだ。
誘う側になると、なんかいい感じになる。
なので、今日は
[1]どんな経緯で誘う側になり
[2]どんなメリットを感じ
[3]誘う側になるといい理由
を考えてみたいと思う。
[1]どんな経緯で誘う側になったか?
以下の記事でも書いたが、私の仕事は生命保険外交員だ。約3年前くらいに転職した。
生命保険外交員は、はじめの頃、友人・知人、親族・家族に営業をするのが一般論。私も例に漏れず、この一般論に従った。業界の慣習にとても疑問を持っていたけど「そういうものかな」と思って、一部の気さくな友人知人に連絡をしたものだ(つらかった)。
営業の仕事だ。生命保険を販売する必要がある。私たちは普段生きていて、保険の必要性なんて考えもしないはず。だけど保険を販売する。売りつけるのではなく、必要性に気づいてもらう。極論、お客さんには必要性に気づいてもらう必要すらない。私が介在することで、保険が必要かどうかを一緒に考えればいい。ただそれだけだ。私の存在はきっかけにすぎないのだ。
一般的に「生命保険に入りたい」というお客さんはほぼいない。稀にいることもあるが、年間に数件程度だ。ほとんどの人は自分に保険が必要かどうかなんて考えない。向こうから「保険入りたいです」と言われることはまずない。
だから私たち生命保険外交員は、誘う側に回る必要がある。
そりゃそうだ。仕事を続けていくためには、誘う側に回らないといけない。お客さんの役に立ち続けるためには、誘われる側に回ってはムリだ。
だから連絡をする。「一度会ってお話を聞かせてくれますか?」とかなんとか言って、全く知らない人に連絡するのだ。冷静に考えたら、どうかしてるよ、この仕事。迷惑じゃん。という気持ちを抑えて、誘っている。
そんなことを何年も続けていると、「誘う」という行為が習慣になって、プライベートに変化が起こり始めた。
誘う側になると、なんかいい感じになるのだ。
[2]誘う側に回ってどんなメリットがあるか
誘う側に回った時のプライベートの変化、そして感じたメリットを羅列する。
「友達が増えた」とか「選択肢が〜」とかはどうでもいい。「私は1人でいいです」って人も絶対いるから。ここで言いたいのは、好転、正の循環とでも言うべきか、ファジーな言い方をすると「なんかいい感じになってきてる」わけだ。
人生を「なんかいい感じにしたくない」って人はいないと思うから(いや、いるかもしれないけど)「誘う側になると、いい感じになるよ」と伝えたい。こんな記事のこともあったから。
さて、誘う側に回るとなぜいいのか?を書いて終わりにしようと思う。
[3]誘う側に回るといい理由
冒頭にこんなことを書いた。
これらは「受身グループ」と「能動グループ」に分けられる。
あるなしクイズみたいになってるが、受身グループと能動グループではどちらが優位に立っているだろう?
野球で言えば勝率が高いのはどちらだろう?
打率は3割台で一流と言われる?
テレビで言えば、豊かなのはどちらだろう?
もらえる金額が大きいからみんな芸能人になる?
何が言いたいかといえば、能動グループ、つまり、自ら主導権を持って動く方が、豊かになれそうなのだ。さらに追加して言えば、身の回りを考えてほしい。誘う側と誘われる側の人、あなたの周りに多いのはどちらだろうか?
つまり、人生において、誘う側は少数派なのである。少数派に回った方が、得することが多いのは周知の事実だ。
だから結論はこうだ。↓
誘う側になろう。いい感じになるから。
自分からアクションする方が、勝つ確率が高い。みんな自分からアクションしないからブルーオーシャンだよ。
だから、これを読み終わった後に、誘いたかったけど連絡できてなかったあの人に、電話でもLINEでもいいから、自分から連絡してみよう。
「恋愛は男の人から誘ってほしくて…」
関係ない。男でも女でも関係ない。
みんな人間だ。誘いたいのに誘ってないだけだ。だから誘う側に回ろう。