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ビジネスの現場における、人の振り見て我が振り直せ。
※この記事は「営業」「ビジネス」に関わる方に特に”自分ごと”として読んでいただきたいところ。
私は北海道で保険外交員をやっている。
この記事でも
私の仕事ぶり、スタンスみたいなことは書いた↓
この仕事に就いて、すでに2年以上が経過した。
この業界に転職する前は、まったく畑違いの仕事をしていた。生命保険なんて考えたこともなかった。いま流行りの資産運用も自分には関係のないことで、「つみたてNISA、iDeCo」に詳しい人がいると、指を咥えて「すごいですねぇ」とか言ってるタイプだった。
当時、保険に詳しくなかった私は、結婚をして「保険考えなきゃなぁ」くらいに思ってた。そんなことを考えてると引き寄せるもので、ある外資系の保険会社の社員と知り合った。私より歳上で、「外資系」の名に恥じない見た目、振る舞い、説明もうまい。
「ぼく、チョロいので多分入りますよ」
なんて言いながら、彼から提案された保険設計に納得してソッコーで加入した。
それから数年経った今、私も保険外交員になったので、転職してすぐの時はその保険をどうしようか悩んだ。保険業界に転職したことを言うべきか、と思案したけど、結局転職したことを言わなかったし、契約している保険を解約することもなかった。正直、タチが悪い。ごめんなさい。
契約から3年経ったある日、
その外資系の保険担当者から連絡が来た。
「○○さん、すいません。私、転職することになりました。保険代理店に行きます。きっと後任の担当から連絡があるかと思います」
業界ではよくあることなので、
「そうなんですね、いやはやお疲れ様です。
もろもろお察しします。分かりましたよ」
と答えた。
後日、後任の担当から連絡が来た。
「加入中の保険内容についてご説明したいので、お時間を取っていただけますか?」
返事はもちろん、YESだ。
こういうのは断ってはいけない。
同じ業界の人間として、なにか学べるところがあるかもしれない。ちなみに、後任の担当にも、私が保険業界に在籍していることは話していない。
と、いうわけで後任の方に会った。
説明を受ける。正直、内容は自分でもわかっているし、解約する気もない。でも新しく契約する必要も、ない。
後任の担当と何度か会って話している中で、これはいただけないな、と思ってしまう箇所があった。「人の振り見て我が振り直せ」だ。
学べるところはあった。自分に生かそう。
と、いうわけで、後学のために気づいたところ、これはいただけないと思った箇所を記す。「人の振り見て我が振り直せ」だ。これをご覧の全保険営業パーソン、ビジネスマンにも役立てばいいな、と思って書く。とっても基本的なことなんだけど、そこに立ち返る意味でも役に立てば嬉しい。
●人の振り見て我が振り直せ
・「死んでしまったら」と連呼してはいけない。「俺は死ぬのか?」と気分が良くないから
・一度決めた面談場所を変更してはいけない
・面談時間に遅刻してはいけない
・自分の事例ばかり話してはいけない
・ニーズを引き出していないのに、保険提案をしてはいけない
・「この人と契約して、今月の自分の足りない数値目標を補おう」という魂胆はすぐにバレる
・紙の資料をペンで指してはいけない
・字と線は丁寧に、綺麗に描く方がいい
・クタクタのスーツ、クタクタの髪の毛で人に会ってはいけない
・面談場所にファミレスを指定してはいけない。「自分はそのレベルなのか」と思われるから
・雑談で自分の話ばかりしてはいけない。お客さんに「この1週間はどんなことがありましたか?」など質問して聞き役に徹すべし
・たとえもし自信がなくても、自信のある素振りをすべし
・お客さんのためになる有益な情報を伝えよう
営業マンは、
服装と見た目に印象が引っ張られるから、
「役割効果」を学んだ方がいい。
それについて書いた記事はこちら↓
全てのコミュニケーションに共通だが、
結局人と人は「どれだけ相手の立場を理解できるか」だと思う。さらにこういうと時代錯誤かもしれないが、「全てはお客様のために」だ。少し古いかな。