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key_エンジニア
2021年8月15日 18:50
それでは、「水平投射」の理解を深めるために、数値を入れて計算してみましょう。前回の投降で、「水平投射」の概念を勉強しました。その時、導き出された式が以下になります。それでは実践です。高い建物の屋上から、水平にボールを投射します。その時の初速は20m/sです。ボールがどの様な軌道を描くのか計算します。また、空気抵抗は無視できるものとします。最後にボールの位置を図示します
2021年8月13日 18:26
今回の授業は、「水平投射」です。高校物理の「水平投射」の問題は、「空気抵抗を考慮しない」ことが前提条件です。前回の授業でも記載しましたが、「空気抵抗」を考慮すると、極端に計算が難しくなるからです。それでは、「水平投射」について考えていきましょう。「水平投射」とは、「物体を水平方向に投げ出す」ということです。「距離の長いキャッチボール(50m程度)」を想像してください。ボール
2021年8月9日 17:54
今回の授業は「自由落下」です。なぜ、地球上の「物体」は落下するのでしょう。それは、「物体」に「重力」が働いているからです。そして、「重力のベクトル」は,常に「下向き(地球の中心方向)」を向いています。「自由落下」とは、「物体が『地球🌏の重力のみ』をうけて落下すること」です。「『重力以外のいかなる影響も受けない』ので『自由』だ」と思って下さい。そして、落下している「物
2021年8月1日 14:53
今回の授業は、「絶対速度」と「相対速度」です。これらは、高校物理の初期で学びます。「浅く考える」と容易に理解できます。しかし、「深く考える」と段々ドロ沼にハマります。非常に興味深い内容です。例えば、あなたがF1レース会場のスタンドに座っているとしましょう。その目の前を車が走っています。止まっているあなたから見た車の速度が「絶対速度」です。この車が速度が300km/hだった場合、
2021年7月31日 16:08
今回は、「ベクトルの分解」についての説明です。その前に・・・前回の授業で「ベクトルの合成」のイメージはつかめたでしょうか。少しだけ、「ベクトルの合成」についてのおさらいです。川の流れに沿って泳ぐと、速く泳げます。これは、「川の流速のベクトル」と「泳ぐ速度のベクトル」が同じ方向を向いているからです。一方、川の流れに逆らって泳ぐと、なかなか前に進みません。これは、「川の流速のベ
2021年7月24日 22:32
今回は、ベクトルの感覚をつかむことに焦点を当てます。ところで、「物理が苦手かも」と思っている人に質問です。本当に苦手なものは物理でしょうか。物理が苦手という人の中に、「言葉や数式で表現されたものを、絵や図などのイメージに変換すること」が苦手という人はいないでしょうか。「文字」を「文字」、「数字」を「数字」としてとらえると、物理は極端に難しくなります。確かに、この能力も物理を
2021年7月18日 17:45
第二回の授業で記載したように、ベクトルは、その図自体が答えを示しています。しかし、実際に手で図を描き、それを測定するには精度に限界があります。そこで、計算する必要が出てきます。ベクトル計算に必要な数学は何でしょう?それは、「三角関数( sin, cos, tan )」です。何故、三角関数が必要なのでしょう?それは、「ベクトルをX方向とY方向の成分に分解する」必要があるからで
2021年7月15日 18:11
第二回の授業も「ベクトル」についてです。間違いなく、「ベクトルの理解」が「物理の理解」への近道です。それでは、もう少し「ベクトル」の理解を深めていきましょう。ベクトルは「量」と「方向」の情報を持っています。それは、どういうことを意味しているでしょう?「ベクトル」を図で表すと「矢印」になります。「矢印の長さ」が「量」を表しています。「矢印の向き」が「方向」を表しています。この
2021年7月11日 16:43
第一回は、ベクトルについての授業です。何故、第一回の授業がベクトルなのでしょう。それは、ベクトルの理解が、物理を理解を大きく左右するからです。ベクトルについては、数学Bで習いますが、「ベクトル」の概念を理解できているでしょうか。「小学校の算数」では、数字を「りんごの数」や「鉛筆の長さ」など、「量」を表すものとして習いました。「中学校の数学」では、「ー(マイナス)」という概念が出