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#039_自分の部屋のニオイを知るのはかなり困難。
自分の部屋のニオイを知るのはかなり困難です。
長期の旅行から帰ってきて「長期の旅行に行くと部屋ってニオイがするようになるのか!」と驚いたりしますが(笑)、ずっとのそのニオイのなかで暮らしていたのでわからなかっただけ。
旅行に行かずにニオイを知る方法は2つあります。
2つとも実践すると知ることができます。
ひとつめは、
「昨日との違いに意識を向ける」
ふたつめは、
「繊細な違いに気づくような、静かな状態になる」
です。
昨日との違いは僅かすぎて気のせいかどうか判別つかないかもしれない。ですが日々継続して定点観測すると、スタンダートみたいなものが生成されて、きょうは ×× だなあ、みたいなのがゆっくり現れてきます。
「昨日との違いに意識を向ける」は、続けていると「いつもとの違いに目を向ける」になります。
現れてきたら、そのことに気づく静かな状態というのがあります。カラダのなかにも心のなかにもなにも動いているものがなくて、すべてがゆっくり沈殿して静止していて、ほんの少しの変化や兆しが現れる状態(現れたら受け入れる準備が出来ている状態)。
そうしてはじめてなにがよいのかを考えることが可能になります。
もちろんこれは瞑想の話です。意識が意識を見つめるのは、自分の目で自分の目を見るくらい難しいですが、日々静かに定点観測する時間を設けて、時間をかけてゆっくり剥いていきます。