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年金部会で配布した『女性セブン』の「いますぐ厚生年金に入りなさい」
勿凝学問437
適用拡大直前の年金部会での提出資料
2024年10月1日の被用者保険の適用拡大施行日の直近9月20日に、社会保障審議会年金部会が開催された。その日、次を資料を配付している。
権丈委員提出資料[1.1MB]
当日の議事録より当日の年金部会では、次のように話していた。
次の配布は遠慮した(笑)
おまけ――女性セブン「年金減額地獄が始まった」5月2日号
「いますぐ厚生年金に入りな
連帯してみんなで助け合う仕組みをもっておく、ただそれだけのこと
勿凝学問435 敬老の日2024年9月16日に「こんなはずじゃなかった、介護保険」というYouTube上で8時間に及ぶマラソンシンポジウムを上野千鶴子さんが企画していました。
私が頂いたテーマは「究極の財源問題/税・保険折衷方式は正しかったのか?」でした。当日、次のような話をしています。
特集「いまある「フクシ」を越えていくために」の中で書いた「連帯してみんなで助かる仕組みをもっておく、ただそ
公的年金の財政検証、生産関数そして全要素生産性など
勿凝学問427
財政検証という仕組み日本の公的年金は、5年に一度、財政検証という健康診断を行っている。律儀な日本らくし、今は、むこう100年先まで見越した試算を行っているわけだが、そうした国は他にはない。
財政検証で行われている試算は、投影projectionであり予測forcastではない。この考えは公的年金を理解する上で、最重要な考え方である。と言っても、その事実を受け入れたくない人たちは、
マクナマランの誤謬と医療経済学
勿凝学問423『日本病院会雑誌』から毎年夏前になると、銷夏随筆というエッセイの依頼がくる。銷夏とは、暑さをしのぐこと――これまでのものは次。
銷夏随筆(2017年~)
今年は、次のようなエッセイを書く。
銷夏随筆「マクナマランの誤謬と医療経済学」『日本病院会雑誌』2023年7月号