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#経営

ミドルマネジメントは、ルーターからリーダーへ

ミドルマネジメントは、ルーターからリーダーへ

ハーバードビジネスレビューから、『中間管理職が組織のつなぎ役を担う時代は終わりつつある』。

コロナ禍による働き方の変化は、ミドルマネジメントに対して"ルーター"ではなく、本来の"リーダー"としての役割を果たすことを求めるようになった、という内容のエッセイです。

 決められた場所、時間帯に集うメンバーを監視し、仕事量を把握する、というスタイルが通用しなくなり、一方で重要な情報や意思決定の共有は電

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安全か、経済再開か・・・ ?

安全か、経済再開か・・・ ?

  Harvard Business Review の最新記事から『オフィス再開に向けて企業が自問すべき8つの問い〜社員を守り、地域コミュニティを守り、会社の評判を守る』
経営学と医学という2つの専門性を備えた2名の識者による投稿です。

(1)いつから社員を再び出社させるべきか

リモート勤務では業務を長期にわたり続けられない職場や、業務に対する社会的ニーズが高い職場、大掛かりな模様替えをしなく

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感染症のリスクがあっても経済を回し続けられる社会とは

感染症のリスクがあっても経済を回し続けられる社会とは

  6月21日(日)の日本経済新聞から、『在宅の生産性向上探る 民間調査、7割が「効率低下」』。当初は導入の是非が論点でしたが、それが今は「在宅でいかに生産性を上げるか」へとシフトしている、と記事は伝えています。

  記事では、インフラ整備や各種運用ルール、経済的な支援など各社による様々な対応が紹介されています。

  全国に緊急事態宣言が発出された5月に比べ、現在は新規感染者数が大幅に減少。地

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レジリエンス(Resilience)

レジリエンス(Resilience)

   コロナショックで一気にポピュラーになった言葉、「レジリエンス/R esilience」。

   もともとは「反発性」、「弾力性」といった物質の性質を示す物理用語だそうですが、最近では「復元」、「回復」といった意味合いで用いられています。

   自然災害や世界同時不況、テロ攻撃など不確実性に満ちた日常のなかで、多少の衝撃を受けてもみごとにたわみ、外的衝撃を跳ね返すことができる。そんな「しな

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安全確保か業績回復か

安全確保か業績回復か

  感染者数が日増しに増加して緊急事態宣言も発出し、誰の目にも外出することが危険だと分かった4月中旬、多くの企業で在宅ワークが始まりました。

  「外出しないこと」の正義が万人に共感・共有され、他に選択肢がない中で、企業は従業員に出勤禁止を命じました。短期間に様々な対応を余儀なくされたとはいえ、判断としては難しくありません。

  当初は不自由だった在宅ワークも、多くの人がそれに適応し、そのメリ

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あきらめたら、そこで試合終了ですよ(安西先生風)

あきらめたら、そこで試合終了ですよ(安西先生風)

  運輸・旅行観光業は、間違いなくコロナウイルス感染拡大で最も被害を被った産業の一つです。

  国内でも、インバウンド旅行客の激減で廃業に追い込まれる観光地の宿泊施設、JAL、ANAの売上9割減などのニュースが数多く報じられています。

  そんな中、話題になっているのが香川県のバス会社「琴平バス」の取組み。約4,000円の料金で四国を出発して島根県を巡るバスツアーです。

   外出自粛が続く

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