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第10回 治ったらエンディングじゃないのがミソ
認定心理士が作ったcaligura2というゲームがある。
RPGなんだが「記憶を消してもう一回やり直したいゲーム」ぶっちぎりのナンバー1だ。
クリアして2年経ってもヒロインに恋してる。
封印されたもう一人の人格(解離性同一障害)はボーダーまたはソシオパスで表は生徒会長で2丁拳銃使いなんだぜ。
好みど真ん中すぎて。
さまざまな困難をクリアしてもう一人の人格とも和解をして最終奥義っぽいものを習得し戦
第11回 前にした約束の当日になるとどうしようもなくキャンセルしたくなる蛙
ゴネゴネ、アイドルだの偶像信仰だの考えててる副産物でこんなもん取れましたよ、と。
ボーダーの皆さん!
あるあるでしょ?
正直に白状せいよ?
「ちょっと前にノリノリで約束したのに当日すっげーキャンセルした過ぎて体調悪くなったとか言い訳考えてたら本当に体調というかメンタルやられた、いやもうこのまま関係ごとリセットしちまおう、それがいい、もう知らん」
これね
「なんでだろー」って思ってない?
ひいて
第9回 そんな時代もあったね、と。
上手く行けば行くほど逃げ出したくなった。
好きになればなるほど、その関係を壊したくなった。
その関係を壊す時愉悦すら覚えた。
そうした後で「またやった」と自分を呪った。
こんな歪な魂は救われるべきではない、と己を嘲笑いよりいっそう退廃的に振る舞った。
「斬った張ったの戦場に居て後ろから斬られて文句言うやつのほうが頭おかしいんじゃないの?」
そう嘯いていた。
そんな「逸脱」をする自分が嫌いだっ
番外編 タネローンを求めて
マガジンで「安全基地」を作ろうという投稿をしようと考えた。
安全基地。
愛着理論のボウルビィが「A secure base」で提唱した心の拠り所となる場所、人物、概念。
もともと境界性パーソナリティ障害の心理療法として功を奏している「スキーマ療法」でもまず最初にするのはこの安全基地を作る事だ。
逆に言えば安全基地を作ったり揺らいでいる状態でスキーマ療法を行うとスキーマを探索する過酷な段階で著しく
第5回 いったいいつの時代のRPGしてんのさ。
正直に手をあげましょう。
RPGとかでセーブデータをいきなり消したくなって実行したことあったり、甘い誘惑に逆らうのに必死になった人。
はーい🙋♂️
それ自傷だからね?
まあある意味肉体的にも経済的にもなんのダメージも受けないから自傷への適応的なコーピングって言えばそうなんだけど、ゲーマーにとっては自傷だと思うんすよ。
ある日突然オンラインゲームでギルドやコミュニティから消えるリセット癖も
第3回 ふたりのこども
今日はまずイメージトレーニングをしてみませんか。
あなたの目の前に2人の子供がいます。
彼らまたは彼女たちはいったいどんな格好で、どんな姿勢でいますか?
可能ならその子たちがいる場所も教えてくれると助かります。
その子たちはあなたに話しかけて来ます。
どちらの子が話しかけてきましたか?
それはどんな内容でしたか?
その時もう一方は?
話しかけてくるなら耳を傾けてみて下さい。
性格傾向などを測
第2回 易怒性をサクっと鎮める
それが出来たら苦労せんわ!
と石を投げられそうだが実はそう難しくない。
だってそもそも怒ってないんだから。キツネリスと同じ。
「過去に対して威嚇/反撃してる」だけ。
本当は脅威が去って欲しいだけ。
だから噛んだらいかんぞ?
金色の野に降り立った姫なら許してくれるだろうけどお巡りさん呼ばれるだけだから。
じゃあどうするか。
これが意外と簡単で中指と人差し指で合谷をポンポンとゆっくり同じリズムで
第1回 境界性PDの「易怒性」
この記事を読んでからずっと「怒り」について考えている。
https://note.com/whatwillbewillbe/n/na6d8de43614c
易怒性もだいぶ緩和出来ていて振り払えるもののゼロではない。
感情入ってまとまらんから随想という形にした。
わけでは決してない。
違うからな?しょうがないだろ!
残念クオリティな俺なんだから!(逆ギレ)
で、まず怒りってのは何か。
例えば