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箱庭療法と心象風景

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分析心理学をメインとした、イマジネーションを活性させるカウンセリングを受けた経過や箱庭療法による内世界の暴露など。 内世界のイマジネーションをなんの説明もなくブッこんだりするん…
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2021年6月の記事一覧

心象風景 「兆し」

心象風景 「兆し」

上記の続き
書き殴ってるのでマイナーチェンジは何度かするかも知れない。

俺の内世界の「獣」が帰還してから少し変化があった。

俺は俺の「獣」をそう呼べなくなってしまった。
呼びたくなくなってしまった。

実は「獣」が帰還してからしばらく、幻聴のような耳をつんざくような、まるで「マンドラゴラ」を引き抜いたような、咆哮、騒音、叫び、怒り?に1日くらい悩まされていた。

最初俺はこれを「獣」の咆哮だと

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心象風景 「獣の帰還」

心象風景 「獣の帰還」

俺の内世界には「獣」と呼ばれる者がいた。

境界性の人格を分離させたような存在。
今思えばこの「獣」は俺の解離した人格の一つだったのだろう。

心理士と一緒にこの「獣」を害のない「ワンちゃん」に変容させてから、俺の回復の速度は恐ろしいまでに加速した。
今年の2月の事だ。

それからと言うもの、気分は安定しADHDの薬(漢方薬)は断薬に至り、信じてもらえなくてもいいが左目の視力まで0.2から0.7ま

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ハルマゲドン回避

ハルマゲドン回避

箱庭をやったために出てきた「兵士とピカチュウ」のイマジネーションに囚われている話は以前書いた。

昨日、妻と話していて
「そのピカチュウって本当にボーダーっぽいものなのかな」
「兵士も言ってるのと違う気がする。若い頃、戦隊モノのレッドになりたいって言ってたけど、そっちの方が近い気がする」

カミナリに打たれたかのような衝撃。

それだわ!

と。

確かに就学初期の心の傷をモチーフにしている事は確

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箱庭 その後2

箱庭 その後2

昨日から調子が悪い。
最近見られなかったアグレッション(能動性、衝動性、攻撃性)が低い位置でマグマのようにうねっている感じ。

他の方からは笑い話でしかないのだろうが
「兵士とピカチュウ」という箱庭のイメージにとらわれている。

あれが、幼稚園〜就学初期のトラウマに起因しており、その他の記憶と連結しているものだとは自分で認識出来る。

以前であれば「外在化」させた俺の中のイマジネーションの産物でな

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箱庭その後

箱庭その後



どうにもヘリコプターの降下部隊が気になる。

というか、中隊レベルの増援を呼んでいる。
まあ待て俺。
おそらくそれは良い兆候ではない。

だがどうしても「増援を呼ぶ」というイマジネーションが離れない。
交感神経優位状態なのだろうか。

で、ピカチュウ一匹では蹂躙される、という恐れのようなものがある。多分ライチュウでもあかん。

「今度行った時、アクエリオンのフィギュアを買ってってドゲンと置いて

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箱庭の話

箱庭の話

ユング派の心理士さんにカウンセリングを3年数ヶ月ほど受けている。今はそうでもないけど境界例だった過去があったし、ADHDの診断ももらった事がある。今は境界例は寛解してるんだが、趣味半分、心を整える半分、いずれしたい発達支援のボランティアのための教育分析的な意味でカウンセリングを受けている。

で、カウンセリングに行く前に心的世界の変革が急に起こったので「どどどどどどどどーなってんの?!」とある種ビ

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