詩 : 狼煙(のろし) Ⅱ
「狼煙」
アイツらがやって来ると
山の奥から狼煙が上がる
戦闘態勢は何時でも出来ている
力強く遠くより遠く飛ぶ弓を持て
石で磨いだ矢も張っておけ
大きな転がり易い岩の用意は万全か
ガタイに自信がある者は前に
戦いの狼煙は武者震いして時を待つ
物見櫓に立った見張りが指を差す
それは昔の話で
今の敵は 目の前に現れない者が
もしかして 放っていたはずの言葉に
時として 不意に気分を悪くなる
毒も入れた風船になって戻って
降ってくることを覚悟していたが
還ってくると 助けを求める狼煙を上げ
言葉には解釈や
隠された意味も忍ばせてあるが
防御のため バリアを張りたくなる
何故か武装の事まで
考えてしまう事は 必要で
正当と割り切って良いのだろうか?
出来れば 物見櫓や狼煙を使わず
武具も何もつけず
直接真実を知り 判断して
言葉と笑顔の表情だけで
相手と笑いも交え
会話や文書で判り易い言葉で
会話に花を咲かせ 楽しみたい
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