詩 : 夕暮に
「夕暮に」
お前は そっけない顔で
接吻をしていったよ
夕暮色をため息と一緒に
飲込んでしまった
汗の染み付いたシャツが
少し黄ばんで色褪せたように見えたよ
お前は 上目(うわめ)遣いに
俺を詰(なじ)っていったよ
薄暗い部屋でお前と重なり
幸せ芝居を繰り返した
譫言(うわごと)を叫び
金縛りに懸かった気分だったよ
お前は 乱れた心で
この街と別れを告げた
軋(きし)んだ扉がやけに今日は
部屋中に響いて聞こえる
何時ものように遊び
心休まる事がなかったよ
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