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2024年10月発売の気になる本たち

気になるままに書き出して31冊。(9/26現在)当然、この中から実際に買えるのは、よくて5冊ぐらいかな。


10月1日発売分

📖積ん読の本 石井千湖 主婦と生活社

本を読むよりも買うスピードが上回ったまさにその瞬間から「積ん読」は始まる。部屋の片隅に、1冊、また1冊と積み上げられる「積ん読」の山を見て、人は焦り、罪の意識を覚え、自嘲するのだ。

Amazon 書籍紹介より

📖薬草を食べる人びと 北アルプスが生んだ”薬箱のまち”飛騨 (究極のまちをつくる) 著:垂見和磨 

岐阜県飛騨市は、高山市と白川村にはさまれた2万人のまち。専門家の薬用植物調査で245種類の薬草が自生するこのまちで、人びとはどんな薬草を食べ、使い、暮らしに取り入れているのか。薬草は市民たちの健康づくりに一役買うだけでなく、交流人口や観光、商品開発につながり、経済効果ももたらしている――本書は、官と民が連携して取り組む「薬草のまちづくり」を描くノンフィクション。市民がよく使う薬草事典や実践レシピ、移住者の薬草ライフ、料理人の薬草会席などカラー写真も豊富で、野草やハーブ好きにも役立つ一冊である。

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10月3日発売分

📖街場の身体論 著:内田樹・成瀬雅春 エクスナレッジ

あの名著がついに新版として復刻!先行き不透明な時代を生き抜く胆力を身につけて、タフな心と身体をつくる!

思想家で武道家のウチダ先生とヨーガ指導者・成瀬雅春先生が、身体とこころを柔らかくして、生きづらい現代をたくましく生き抜く知恵とコツについて愉快に語る。

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📖ふかいことをおもしろく 著:井上ひさし PHP文庫

「自信はなかったけれど、とにかく書くのが楽しかったのです」――生誕90年、名作を生み続けた作家の数々の言葉は、没後の今も心を打つ。
1964年からNHKの連続人形劇『ひょっこりひょうたん島』(共作)の台本を執筆。69年に、『日本人のへそ』で演劇界にデビュー。小説『吉里吉里人』で日本SF大賞、読売文学賞(小説部門)も受賞するなど、作家・劇作家として多くの業績を遺し、2010年に永眠された著者。晩年にその人生をふりかえり、自ら語った本書は、まさに「井上ひさし」入門書といえます。

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📖寄生生物の果てしなき進化 著:トゥオマス・アイヴェロ 草思社文庫

サナダムシ、コロナウイルス、HPV、エキノコックス、マダニ……
他の生物を搾取して生きる寄生生物たちは、どこで誕生し、どのように進化し、今日まで生きてきたのか。また人類は、どこで彼らに出会い、その拡大に影響を与えてきたのか。その先に、人間や動物と寄生生物が共存する未来はあるのか。北欧の気鋭の生物学者が、進化生物学の観点に人類史を交えて、ウイルス学、細菌学、寄生虫学の垣根を越え、寄生生物の壮大な進化の旅を描き出す。

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10月4日発売分

📖花よりも花の如く(23) 著:成田美名子 白泉社

隆生先生の死後、喪失感が拭えない憲人は、先生が亡くなる直前、何か探し物をしていたことを思い出す。
先生が憲人に見せようとしていたものは一体…!?
「道成寺」本番まであと一か月。
「全然だめ」だと嘆きながらも、稽古に励む憲人は…!?

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10月8日発売分

📖分断国家アメリカー多様性の果てに 著:読売新聞アメリカ総局 中公新書ラクレ

世界が驚愕したトランプ前大統領の暗殺未遂事件。しかし皮肉にもトランプの「強さ」を内外に誇示する結果となり、共和党の結束は強固なものに。

 一方、バイデン大統領は現職大統領として56年ぶりの再選出馬断念を余儀なくされ、女性初の大統領を目指す黒人・アジア系のハリス副大統領を後継に指名。

「差別主義者」対「多様性の象徴」という、アメリカが直面する分断を体現する選挙戦が展開されることとなった。

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📖スルタン・スイート(1)  著:市川ラク 講談社シリウスコミック 

東西の交差点、トルコ・イスタンブール。生きづらさを抱えてこの地にやってきた青年・灯は、カフェのシェフ・ヤームルが営む民泊に宿泊することに。雑だったり、乱暴だったり、でも優しかったり…。多様な人々、美しい街、美味しい料理と出会い、灯の心の傷は少しずつ癒やされていく…。トルコ在住の著者・市川ラクによる、摩訶不思議ヒーリングストーリー。

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📖きちじつごよみ(2) 著:岩岡ヒサエ 祥伝社 FEEL コミックス

消極的な花嫁・子どもと一緒に・コロナ禍のウエディング・同性カップル…ひとつとして同じ結婚式はない。

猪名川こよみ、フリーランスの凄腕ウエディングプランナー。
こだわりを盛り込んだ結婚式を得意とする彼女の元には、自分たちらしさを求めるカップルが次々に訪れる。

そんな中、ブライダル業界を志すきっかけで、昔の片思い相手でもあるフローリスト・生瀬と不意の再会!
その出会いが、大手ホテル勤務時代の同僚・篠山との微妙な関係にも変化をもたらして…?

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10月9日発売分

📖老化は「治る」(仮) 著:武本重毅 ワニブックスPLUS新書

2020年に出版されたベストセラー、デビッド・A・シンクレア(ハーバード大学教授)著『ライフスパン 老いなき世界』(東洋経済新報社)をきっかけに、老いは病気であり、治療・予防できるという考え方が広がっている。
熊本で聚楽内科クリニックを営む著者も、「老化を治療」するというスタンスで、「アンチエイジング三本の矢」(NMN-ニコチンアミド モノヌクレオチドのサプリメント・点滴、水素吸入療法、5 ―ALAサプリメント)を使った治療を行い、着実な成果を収めている。本書では老化のメカニズムを解説し、老化の進行を食い止める、あるいは若返るための日常的に簡単にトライできる方法を示している。健康に関心の高い60代以上の高齢者層には必読の一冊である。

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📖在日コリアンが韓国に留学したら  著:韓光勲 ワニブックスPLUS新書

生まれも育ちも日本の韓国籍の男性が韓国に留学した結果、
それは単なる「リスキリング」ではなかった!
本書は元全国紙記者で在日コリアンの著者が、30歳にして
K-POP好きという「今っぽい理由」で決めた韓国留学の体験記です。

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10月10日発売分

📖五木寛之×栗山英樹 「対話」の力 NHK出版

「92歳のレジェンド作家」と「球界随一の読書家」による初の対談、ついに実現!
五木寛之と栗山英樹――。本書は、五木氏の「人生のレシピ」シリーズの全10巻完結を記念して出版する特別企画。博識の二人による対談は、「スポーツとビジネス」「野球と読書」「大谷翔平」といった話題から、「自力と他力」「意識と無意識」といった内容まで、多岐に及んだ。なかでも軸となったテーマが「対話」について。監督は選手たちに言葉を伝え、選手たちから話を聞くことが大事な仕事という栗山氏に対し、五木氏は「語りかけて、メッセージを発して、相手からの反応を自分の中で咀嚼する。栗山さんは、現代の偉大な〈対話者〉だと思う」と語る。各界を代表する二人が計4時間かけて語り合った珠玉の一冊。

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📖バブルと資本主義が日本をつぶす ――人口減と貧困の資本論 著:大西広 ちくま新書

株価の乱高下、不動産高騰と地方衰退。近代英国労働者のような低賃金と貧富の差。労働力不足と未曾有の人口減少。令和バブル崩壊で露呈する資本主義の限界とは。

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📖出雲神話 著:松前健 講談社学術文庫

国引き、八岐大蛇、国譲りなど、日本神話では最も重要な舞台であるにもかかわらず、大和朝廷に対抗したという出雲国の実態は未だ明らかになっていない。比較神話学、民俗学、宗教学、歴史学などの様々な知見からなる議論をまとめ、記紀や風土記、神賀詞などの資料を読み解き、出雲神話の虚像と実像を浮かび上がらせる最良の入門書!(解説・三浦佑之)

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📖部首の誕生 漢字がうつす古代中国 著:落合淳思 角川新書

身近な部首の起源を探ると、古代中国の景色が見えてくる! 現在使われる214部首のうち約8割が誕生していた、中国史上最古の王朝・殷。当時の甲骨文字から、西周の金文・秦の篆書・中世の楷書へと、漢字は中国王朝史と共に変化を遂げてきた。甲骨文字研究の第一人者が、漢字の部首の成立の過程を辿り、文化、社会、自然観との関係性を解きほぐす。

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📖高倉健の図書係 名優をつくった12冊 著:谷充代 角川新書

読んだ活字が芝居に出る。
「山本周五郎の本、手に入らないか」。高倉健は本にこだわる俳優だった。時代小説の人情、白洲正子の気風、三浦綾子の「死ぬ」という仕事――30年間「健さんの図書係」を務めた編集者の目線からその生き様を描く。

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10月15日発売分

📖小説家の帰還 古井由吉対談集  講談社文芸文庫

1990年代初頭という現代日本の曲がり角において作家古井由吉の感じていたリアルを追体験できる貴重な言葉の集積として、この『小説家の帰還 古井由吉対談集』は2024年に再生するのである。

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10月16日発売分

📖断腸亭日乗(二)─大正十五―昭和三年 著:永井荷風  岩波文庫

永井荷風(一八七九―一九五九)は、三十八歳から死の前日まで四十一年間、日記『断腸亭日乗』を書き続けた。簡潔な文章の奥から、時代が浮かび上がる。

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10月17日発売分

📖仏教の未来年表 著:鵜飼秀徳 PHP新書

スマッシュヒット『ビジネスに活かす教養としての仏教』著者&編集者が手掛ける「未来の仏教」と「死のカタチ」。

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10月18日発売分

📖病気の9割は歩くだけで治る!part 2 著:長尾和宏 ヤマケイ文庫

「病気の9割は歩くだけで治る」 が刊行されて3年経ちます。

医学会では、歩くということが病気の治癒に役立つということが注目され、この3年間に様々な研究がなされてきました。
そして歩くことによって病気が治るというエビデンスが、多く実証されました。
最新の科学では、歩くことによって、骨からホルモンが出るために、体の不調が治り、心も前向きになることが発見されています。
また、食事と歩くことを合わせることによって、より効果が高まることもわかってきました。
これらのことを踏まえて、歩くことによる病気治癒の新たな効果、さらに現代病とも呼ばれるうつ病や、心の病についての治療法を長尾和宏氏が解説します。

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📖科学という名の信仰 新型コロナ「ワクチン」政策を問う 著:福島 雅典 岩波書店

新型コロナ政策のワクチン国内総接種回数は4億36193341回(24年4月)。接種後副反応や死亡例が多発しているが国・メディアは沈黙している。本書は今回のワクチン政策を科学的に検証し、科学立国としての政策の在り方を提言するものである。内容は全て科学論拠・学術論文に基づいており、「反ワク」論とは別物である。

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📖機嫌のいい犬 著:川上弘美 集英社文庫

川上弘美、第一句集が文庫化!
恋愛、日常、食卓、旅…小説同様、なにげない日常の光景から、男女の機微が浮かび上がる。1994年~2009年の220句をまとめた初句集。新たな川上ワールドの魅力をご堪能ください。巻末に、長嶋有氏と俳句の魅力を語り合う対談も収録。

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📖チンギス紀 一 火眼 著:北方謙三 集英社文庫

ユーラシア大陸に拡がる人類史上最大の帝国、その礎を築いたチンギス・カン。
波乱に満ちたその生涯と、彼と出会った様々な英雄たちの生きざまを描く、新たな歴史大長編、ついに開幕!

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📖アジア・ファースト 新・アメリカの軍事戦略 著:エルブリッジ・A・コルビー 文春新書

米国が「世界の警官」だった時代は終わった。防衛戦略の優先順位は主敵を中国だけに絞り、米日印豪韓で反覇権連合を形成することだ。

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10月20日発売分

📖外国語を届ける書店 著:白水社編集部 白水社

ひとつの言語に特化した専門書店。その書店員はどんな思いで本を届けているのでしょうか。九つの専門書店に尋ねたインタビュー集。

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10月21日発売分

📖加耶/任那―古代朝鮮に倭の拠点はあったか 著:仁藤敦史 中公新書

加耶(かや)/任那(みまな)は3~6世紀まで存在した朝鮮半島南部の小国群名である。

『日本書紀』は任那と記し、「任那日本府」の記述などから長く倭の拠点と認識されてきた。だが戦後、倭の関与について強く疑義が呈される。歴史教科書の記述は修正が続き、呼称も韓国における加羅、さらには加耶へと変わった。

 他方で近年、朝鮮半島南部で倭独自の前方後円墳の出土が相次ぎ、倭人勢力説が台頭している。

 本書は、日韓歴史共同研究をはじめ東アジア古代史の大きな争点である同地の実態を実証研究から明らかにする。

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📖死とは何か-宗教が挑んできた人生最後の謎 著:中村圭志 中公新書

死んだらどうなるのか。天国はあるのか。できればもう少し生きたい――。尽きせぬ謎だから、古来、人間は死や来世、不老長寿を語りついできた。その語り部が、宗教である。本書では、死をめぐる諸宗教の神話・教え・思想を歴史的に通覧し、「死とは何か」に答える。日本やギリシアの神話、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教から、仏教、ヒンドゥー教、そして儒教、神道まで。浮世の煩悩を祓い、希望へ誘う「死の練習」帳。

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10月23日発売分

📖スマートシティはなぜ失敗するのか: 都市の人類学 著:シャノン・マターン  ハヤカワ新書

都市はコンピュータではない。AIやIoT、データ分析による効率化からこぼれ落ちるものにこそ、人が交わる公共空間としての都市の本質があるのだ。アメリカの人類学者が示す、まちづくり、そして図書館などのコモンズ(共有空間)をめぐる新たなビジョン。

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10月24日発売分

📖逃げ上手は生き方上手 著:和田秀樹 実業之日本社

和田流、「逃げる技術」を指南。上手く逃げられる人ほど生きるのが楽しくなる。

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10月25日発売分

📖ひとつの小さな楽園を作る つれづれノート46 著:銀色夏生 角川文庫

「ちょうどよくなっている」、これは私を安心させてくれる言葉

あまり外に出なくなってから、気持ちがぐんと落ち着いた。やること、やりたいことはこの小さな空間の中にたくさんある。ここに小さな楽園を作ろう。その作業には長い時間がかかるだろう。ゆっくり丁寧にやっていこう。昔から、自分の家に帰るのが大好きだった。自分だけの空間さえあれば、私はいつでもホッとできる。自分自身に戻れる。ここにいながら遠くへと想いを馳せることもできる。行動のヒントはいつも目の前にある。

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10月26日発売分

📖プルードン 著:エドゥアール・ジュールダン クセジュ文庫

現在までの研究成果を踏まえ、プルードンの人生と思想の展開をコンパクトにまとめあげた待望の概説書。

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10月28日発売分

📖標準高等地図 帝国書院

高等学校で使用されている地図帳の市販品。政治・経済・環境などの資料図を多数掲載した大判タイプの高等学校用地図帳。

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