【絵本・お菓子作り】『いつつごうさぎとゆきのもり』と回転焼き
いつつごうさぎとゆきのもり
あらすじ
感想
息子も私も大好きな「いつつごうさぎシリーズ」。
3作目は雪の森が舞台。
いつつごうさぎちゃん達は、今回も人助けしながら、おいしそうなお料理をふるまいます。
まつおりかこさんの絵本は、絵もお話もとっても可愛くて癒される~♡
1作目は春、2作目は夏、そして今作は冬のお話なので、次は秋のお話がくるのかな?4作目も楽しみです♪
「いつつごうさぎやき(回転焼き)」作ってみた
今回のお話の中に「いつつごうさぎ焼き」というお菓子が登場します。
うさぎの形をした、いわば回転焼きのようなもの。
絵本に出てくるもう一つのお菓子「メレンゲケーキ」は難しそうだけど、「いつつごうさぎ焼き」は簡単そうなので、息子と一緒に作ってみることに。
レシピには、牛乳パックでうさぎの形を作って型にすると書いてあるのですが…。
牛乳パックで…?
うさぎを作る、だと…?
不器用勢には無理!
というわけで、100均のパンケーキ用シリコン型に頼りました。
***
絵本のレシピなので詳細は書かけませんが、生地の材料・分量はホットケーキとほぼ同じ。
生地を作って、型の1cm程の高さまで流し入れます。
ここからは下の画像をご参照ください。
①フライパンに入れて蓋をして弱火で5分程加熱。
②真ん中にあんこを入れ、
③その上に生地を入れて弱火で5分程加熱。
④生地の表面まで火が通っていれば、フライパンに油をひき、シリコン型をひっくり返す。弱火で5~8分程加熱。
完成したのがこちら。
もはや「いつつごうさぎ焼き」ではなく「ただの回転焼き」ですね。
でも、ホットケーキミックスでも、ちゃんと回転焼きの味がしておいしかったです。
食べ応えがあったけれど、息子も夫もぺろりと食べてしまいました。
回転焼き?今川焼き?大判焼き?
ところで、私が「回転焼き」と呼んでいるこのお菓子。
「今川焼き」って呼び方もあるよなぁ。
違いはあるのかな?
と思って調べてみると、こんなサイトに辿り着きました。
江戸時代に生まれた「今川焼き」が日本全国に広がり、各地で「大判焼き」や「回転焼き」などと呼ばれるようになったそう。(これはWikipedia情報)
そして、上記サイトによると、地方別の呼び方を大別すると以下の通り。
兵庫「御座候」
ござそうろう!?
江戸時代感すごい!かっこいい!
というわけで、元々はすべて今川焼きだそうですよ。
「いつつごうさぎ」関係ない話でオチてしまいすみません。
長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
書誌情報
『いつつごうさぎとゆきのもり』
作:まつおりかこ
出版社:岩崎書店
発行年:2022年
まつおりかこさんの絵本の紹介記事
▽『いつつごうさぎとうみのほうせき』を紹介しています