#04 Quizletでクラスとフォルダを使い分ける
GIGAスクール構想や、学校現場のICT導入でさまざまなアプリケーションが導入されて、いろんな利活用がたくさんあります。
まだまだこれからという方もいらっしゃるかもしれません。
もし良ければ、単語学習アプリのQuizletを使ってみませんか?
FacebookのQuizlet友の会ページの方で紹介していた、「なんとなく紹介シリーズ」を再度整理していきます。ぜひ一度試してみてください。
第1回の友の会紹介はこちらから。
どこにあるか分からない学習セット
だんだんとQuizletに慣れて、作成した学習セットが増えてくると、スクロールしても、目的の学習セットがどこにあるのかがわかりにくくなってきます。
また、他の人の良いなーと思った学習セットも、毎回検索するのって面倒に感じてきます。
他にも「生徒に、学習セットを共有したい」と思うときに、バラバラだとなかなか共有しづらかったりします。
そんな時に、おすすめなのが「クラス」機能と「フォルダ」機能です。
「クラス」について
Quizletの「クラス」は、クラスに参加した人が学習セット一覧を見れる場所のイメージが一番近いと思います。
例えば、
「2024年度〇〇中学・1年生理科」というクラスを作成
学習セットをクラスに追加
生徒に参加リンクを送る
参加リンク以外から参加しようとすると、クラスを作成した教師に通知が来る(基本的にクラスは誰でも検索・参加申請はできます)
もし通知が来た場合、生徒以外の可能性が高いので、秘匿したい場合は拒否すればOK
といった感じで作成していきます。
さらに、「クラスに所属してないと学習セットを閲覧できないようにしたい」場合は、学習セットの編集で特定のクラスのメンバーにすることで、クラスに所属している生徒のみ閲覧することができます。
「フォルダ」について
Quizletの「フォルダ」はその名の通り、フォルダです。
好きな分野やテーマなどでまとめておくと、後から探しやすくなると思います。
メリットはあるの?
学習セットをまとめるだけであれば、あまり「クラス」と「フォルダ」の使い分けに差があるわけではないです。
「クラス」であればメンバー管理ができるので、生徒が入っているかなどは気にすることができると思います。
ただし!「クラス」が最も効果を発揮するのがQuizlet Plusの場合です!
通常(無料アカウントの場合)、他の人が作成した学習セットでは、「学習」モードと「マッチ」モードの利用回数制限がかかっています。
でも、教師がQuizlet Plusに登録しており、クラスに生徒を招待していれば、利用回数に制限がかかりません。
つまり、
Quizlet Plusの恩恵を受けるために生徒が有償版にアップグレード(有料アカウント)にする必要なく
(個人でいろいろしたければ有料アカウントにする手もあります)
教師がQuizlet Plusに加入し、クラスを作成、学習セットを保存する
所属するクラスの生徒は、クラス内に限って「学習モード」や「マッチモード」を無制限で利用できる
というわけです。
その他の機能もついて、2024年2月現在の有料版は、年間¥3,140です。
月額にすると約261円。
グループや学校単位で使うのであれば、グループ割引なんかもあります。
さいごに
既に活用されている、もっといろんな活用されている先生方だけでなく、これからICT活用したいと考えている先生や、これから教員という職業に関わってくれる大学生たちにも、少しでも役立つ情報として寄与していきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。