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自分の時間を増やしたい人必見!著書「自分の時間」で得られる考え方
「時間がない」
こう考えるのは、人生で一度や二度ではないはずです。
「平日は仕事が忙しくて。。」
「飲み会や友達に会わないと。。」
何かと理由をつけて”惰性”で時間を使っているケースが見受けられます。
私も仕事と子育てに追われる中で、自分の時間を見つけるのに毎日必死です。
同じ境遇の人が、自分の時間を見つけるヒントになればと思いこの記事を書きました。
少しでも参考になればうれしいです。
◾️あらすじ
『自分の時間』は、イギリスの作家アーノルド・ベネットによる時間活用術の名著です。
本書では、1日24時間という限られた時間をいかに有効に使い、充実した人生を送るかについて具体的なアドバイスが述べられています。
著者は、仕事以外の時間の過ごし方が人生の明暗を分ける語っています。
本書の普遍的なメッセージは、時代や国境を越えて多くの人々に影響を与え続けている力作ですよ。
◾️「時間がない」人が参考にすべき4つの考え方
私がこの本を読んで、参考にしたいと思った5つの考え方をご紹介します。
朝の1時間は夜の2時間以上の価値がある
「週3回の夜90分」が人生の明暗を分ける
「1週間」を6日として計画する
思考をコントロールする
価値のある考え方なので、くわしく解説していきます。
朝の1時間は夜の2時間以上の価値がある
通勤時間をうまく利用することが、時間を作るコツのひとつです。
ただただ電車でSNSを見たり、ぼんやり電車の広告を眺めたりしても、決して人生が変わることはありません。
私は車通勤なので、通勤前の約1時間を自己投資の時間としています。
主に副業したり、ジムで筋トレしたりとさまざまです。
きっかけは、仕事と子育てを両立しながら、自分の時間を持つには?と考えた結果、朝活に辿り着きました。
もちろん、はじめは「疲れて仕事に支障が出るのではないか?」と不安でしたが、むしろパフォーマンスが格段に上がります。
はじめは1時間ではなく、5分でも10分でもかまいません。
その数分だけでも、なんとも言えない充実感を体感できます。
「仕事で疲れて何もしたくない」となる前に、朝の時間でやりたいことをやると最高な1日のスタートが切れますよ。
「週3回の夜90分」が人生の明暗を分ける
毎日は無理でも、週3回、夜の90分だけ自己投資を始めることで、人生の明暗が分かれます。
平日は仕事に疲れ、帰宅してもすぐには何もできず、1時間ダラダラしていませんか?
そこからようやく食事やお風呂、そしてSNS、テレビと時間があっという間に溶けていきます。
「寝なきゃいけない」と思いつつ、気づけば日付が変わっていたりすることもしばしば。
この惰性で過ごす時間を、本当にやりたいことに使うのです。
楽しみを体感できれば、仕事が終わっても活力が満ちて、帰宅後もキビキビと動けます。
少しだけ本を読んでみる、ストレッチをして体をほぐしてみるなど、なんでもOKです。
まずは、本当にやりたいことを、一晩おきに夜90分、継続してみてはいかがでしょうか?
「1週間」を6日として計画する
1週間のうち、休日の余分な1日を設定しておくことで、心に余裕が生まれます。
最初から休日をあてにして計画を詰め込みすぎないことが肝心です。
急な予定変更で計画倒れとなり、やる気を損ねてしまうかもしれません。
週6日の朝30分=180分と、週3日の3晩90分=270分を足すと、なんと週に7.5時間が捻出できるのです。
この7.5時間をフル活用すれば、週全体が活気と情熱にあふれたものになります。
しかし、継続的にやることは、そう簡単なことじゃありませんよね。
時間は24時間しかないので、その中でやりくりするしかありません。
習慣を変えるには、小さな一歩から始める必要があります。
そのためには、「犠牲」と「強固な意志の力」が必要です。
始めることをおおやけに公言するとプレッシャーにならので、されげなく始めればOKです。
30分本を読むと決めたら、計画を1時間確保する。
そうすれば、開始時間が多少前後しても、目標を達成でかなるので、継続しやくなりますよ。
思考を訓練する
「自分で自分の思考はどうすることもできない」と考えている人が多いかもしれません。
しかし、思考を訓練すれば完全にコントロールできるようになるのです。
その訓練法は、「ひとつのことに集中する」です。
例えば、出勤で家を出たらひとつのことを思い浮かべてください。
1日のスケジュールでも良いですし、趣味のことで構いません。
とにかく、ひとつのことに集中します。
最初は10メートルもしないうちに、他のことが頭をよぎるかもしれません。
そしたらすぐに思考をもとにも戻します。
これを40回ぐらい繰り返すかもしれませんが辛抱づよやっていけば、必ずコントロールできるのです。
最終的に、思考のコントロールができれば、人生の厄介ごとの半分は取り除かれてしまうと筆者は語っています。
ぜひ見につけて、人生を明るくしていきたいですね。
◾️時間の価値を知った後も待ち受ける4つの危険
この本では、時間の大切さを知った後にも、危険が潜んでいることを述べています。
自分の行動を大袈裟に他人にしゃべらない
自分で計画したことに縛られてしまう
欲張った計画だと次が気になって集中できない
計画の出だしでつまずかない
4つの危険について、くわしく見ていきましょう。
①自分の行動を大袈裟に他人にしゃべらない
自己投資をしていると、「自分は優秀だ」と鼻を高くしてしまう人がいます。
自分と同じ行動をしてない人が目にとまり、気になってつい苛立ってしまうことも。
でも、目的は「自分の時間」を過ごすことであって、他人の時間ではありません。
自分で自分の人生について真剣に考えない限り、本来成し得ることも成し得ません。
他人に口出しはせず、自分の時間を確保することに時間を使いましょう。
②自分で計画したことに縛られてしまう
しっかりと計画したはずなのに、周りの人との関係を悪くすることがあります。
特に家族や友人との関わり方には、要注意です。
この本では、以下のような例えをしています。
「本当にもう、アーサーときたら、どうしようもないのよ。毎日8時きっかりに犬を散歩につれていき、9時15分前には必ず本を読み始めるの。一緒に何かをやるなんて、まったく問題外なのよ……」
このように自分中心の計画になると、家族や友人にとっても重荷になります。
私も常に悩まされていますが、自分の計画を守ることと、今この瞬間を大切にするバランスを保つことが一番難しいと感じています。
でも、私はたちは明るい未来のために、これを乗り越えるしか道はありません。
③欲張った計画だと次が気になって集中できない
計画が分刻みの感覚だと、次のことが気になって目の前のことに集中できないことがあります。
計画を守ることばかりに集中し、やっていることが身に付かなければ、本末転倒です。
例えば、次の計画までに10分程度ゆとりを持つなど、心に余裕を持つことが大切です。
また、一度作成した計画に縛られず、何度もトライ&エラーして、自分に合ったスタイルを見つけていきましょう。
④計画の出だしでつまずかない
一番危険度が高いことは、計画の出だしでつまずかないことです。
出だしでつまずくと、一人前の若木に成長する前に簡単に枯れてしまうと、筆者は語っています。
最初は大きな目標ではなく、小さな成功体験を積み上げていくことが大切です。
なので、まずは自分が好きなこと、心の底からやりたいと思うことから始めるのがベストです。
コツコツ規則的に続けることができてから、少しずつ大きな目標を立てていきましょう。
▪️最後に
この本で言いたかったことと、私が実践している方向性が合っていると感じました。
朝は出勤前に自宅で1時間、晩はスタバで1時間半、自分の時間を確保するのがルーティンです。
それと引き換えに、私が犠牲にしたこと以下になります。
テレビ
YouTubeやSNS
ソファーでゴロゴロしない
休日
飲み会
慣れてしまえばその生活が当たり前になるので、特に不自由はありません。
むしろ自己投資している方が、毎日の充実感が格段に上がりました。
どうしても人の目を気にしてしまうかもしれませんが、兎にも角にも自分の人生です。
「時間がない」を言い訳にせず、後悔のない人生を送りましょうね。
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