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私的名画座

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映画館、Blu-ray、DVD、ビデオ、Amazon prime videoなどで見た映画を紹介
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サマリタン

サマリタン

Amazonオリジナル映画を
プレミアムで見ることにしたぜよ
シルヴェスター・スタローン主演
「サマリタン」(2022年、アメリカ)
スライの黒歴史である
ヒーローものというか
SFものというか
「ジャッジ・ドレッド」を思い浮かべ
嫌な予感しかしなかったから
何ヶ月前から知ってたのに
なかなか見る覚悟が決められなかった

かつて双子のヒーローがいたが
サマリタン=善、ネメシス=悪、
という図式にな

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護られなかった者たちへ

護られなかった者たちへ

ヘヴィーである
Amazonプライムで見た
「護られなかった者たちへ」
(2021年、日本)
実にヘヴィーである

これまではコミカルな演技で
おおいに楽しませてくれていた
阿部寛のシリアスな演技が
マジで迫真に迫ってる
もう、目で語ってるワケよ

佐藤健も初めてちゃんと見たけど
強烈なイメージを植え付ける役者やん
ヒロインの清原果耶も良かった
それより瑛太と緒方直人、それに
吉岡秀隆の使い方がえ

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マスカレード・ナイト

マスカレード・ナイト

二年九ヶ月前に
地上波初放送のふれこみで
「マスカレード・ホテル」を見たが
今日は天皇賞秋の前に
Amazonプライムで続編となる
「マスカレード・ナイト」
(2021年、日本)を見ることにしたぜよ

俺様、木村拓哉と
ヒロイン、長澤まさみによる
東野圭吾の同名小説の映画化だが
ホテル内でのそれぞれの人間模様が
緻密に描かれている
最後まで犯人が解らないってのが
このシリーズのミソ

それにしても

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新聞記者

新聞記者

“ この国の民主主義は形だけでいいんだ ” 
重たい、実にヘヴィーなセリフで
それまで重く暗く展開する物語を
これで締めくくるのか、と

Amazonプライムで見た
「新聞記者」(2019年、日本)
随分前からウォッチリストに入れてたのを
ようやく解き放った次第

反政府のイメージを恐れずに出演した
松坂桃李と
誰も引き受けてくれなかったらヒロイン役を
演じたシム・ウンギョン

この二人の葛藤が重

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トップガン

トップガン

友だちの数人に
「トップガンの続編、見た?」
「トップガンの続編、良かったよ」
「トップガンの続編、見なあかんわ」
と、いろいろ言われたのだが
この俺、実は続編どころか
一作目を見ていないのである
トム・クルーズ映画は
結構見てるが何故かスルーしていた
飛行機に興味もなかったし
同様の理由でカーレースの映画も
ほとんど見ないぐらいぜよ

ということで
Amazonプライムにてやっと見た
「トップガ

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劇場版 シグナル 長期未解決事件捜査班

劇場版 シグナル 長期未解決事件捜査班

一昨日の夜から昨日の朝にかけて
坂口健太郎主演のドラマ
「シグナル 長期未解決事件捜査班」を
全話一気に見てしまった
三話ずつぐらい見ていこうという
俺の目論見は崩れ
最終回を見終わったときは
外は明るくなっていたぜよ

そして今夜見たのが
「劇場版 シグナル 長期未解決事件捜査班」
(2021年、日本)
実はこの間にスペシャルという作品が
存在することを後から知ったが
Amazonプライムではな

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ロッキー4 ロッキーVSドラゴ

ロッキー4 ロッキーVSドラゴ

インスタで知ったんだけどさ
「ロッキー4」(1985年、アメリカ)の
アルティメット・ディレクターズカットが
アメリカでは
一日だけの限定公開だったが
日本では期間限定ではあるが
通常のロードショーらしい
が、調べてみると
大阪ではもう上映してる映画館が
四ヶ所ぐらいしかなかった
終わってしまう前に見なくては!

インターネットで入場券を購入して
イオンシネマ茨木に車を走らせた
「ロッキー4」は公

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今夜、ロマンス劇場で

今夜、ロマンス劇場で

二ヶ月前ぐらいに録画したのに
そのまま見てなかった映画を
深夜に見ることにした
家でゆっくりする時間も
ここ数ヶ月で減った気がしてたし
Amazonプライムも
あまり見れてないもんな

ってことで録画してた映画は
「今夜、ロマンス劇場で」
(2018年、日本)
まあ、解りやすいだろ、
綾瀬はるか見たさって訳さ
共演が坂口健太郎
これ、月9の流れそのままじゃん

映画監督を夢見る助監督の一人を
坂口

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バリー・シール/アメリカをはめた男

バリー・シール/アメリカをはめた男

なかなか家でゆっくり
そんな時間が持てなかったが
久しぶりにAmazonプライムで
映画と向き合えたぜよ
「バリー・シール/アメリカをはめた男」
(2017年、アメリカ)

実在の人物の実話をもとに作られた
伝記映画であるが主人公は
麻薬の運び屋として
あまりにも荒稼ぎした男
主演はトム・クルーズ
それ以外はほとんど知らない役者だった

でもそれがいい、へんな先入観ないし
知ってる役者とかがこの役

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作家刑事 毒島真理

作家刑事 毒島真理

Amazonプライムで
佐々木蔵之介主演の映画と思って
見ることにしたのだが
見終わって映画じゃないなって感じて
調べたら単発のドラマだった
「作家刑事 毒島真理」(2020年、日本)

劇場で公開されたであろうスケール感は
全く感じないが
人気小説をベースにしてるだけあって
キャラクターが確立されてるし
脚本もいいからテンポもいい
佐々木蔵之介もほんまええ役者よね

スケール感の話しをしたが

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テルマエ・ロマエ II

テルマエ・ロマエ II

続編があるなら見る
ましてや一作目が自分の中で
爪痕を残してるならなおさらぜよ
ということで
Amazonプライムで
「テルマエ・ロマエ II」(2014年、日本)

舞台設定にしても
物語のテーマにしても
主要人物(これ重要)にしても
前作から引き続いてる時点で
もはや失敗など微塵も考えられない
あとは阿部寛に楽しませてもらうだけだ

風呂で裸になるシーンが多いから
意識したであろう阿部寛は

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テルマエ・ロマエ

テルマエ・ロマエ

阿部寛の演技ってさ
俺はもっと評価すべきだと思う
ストーリーが多少物足りなくても
彼がどんな表情で
どんな言葉を発するかで
成り立たせてみせるのだから

Amazonプライムで見たのが
「テルマエ・ロマエ」(2012年、日本)
タイムスリップものなんだけど
一回行ってバタバタして
元に戻るパターンではなく
行ったり来たりっていう斬新な手法

基本は風呂つながり
現代の日本と古代ローマでの
ドタバタ

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ジェネラル・ルージュの凱旋

ジェネラル・ルージュの凱旋

「チーム・バチスタの栄光」の続編
「ジェネラル・ルージュの凱旋」
(2009年、日本)を
Amazonプライムで見ることにした
タイトルだけ見ると
続編だとは誰も思わんぜよ

続編なのだから
竹内結子、阿部寛はもちろんだが
野際陽子、山本太郎、國村隼、
玉山鉄二、佐野史郎など続投組に
堺雅人、羽田美智子、高嶋政伸、
貫地谷しほりらが加わり見応えが増した

救命救急の医師と医療業者の癒着が
内部告発

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チーム・バチスタの栄光

チーム・バチスタの栄光

Amazonプライムで
「チーム・バチスタの栄光」
(2008年、日本)を見た
阿部寛見たさからの延長なのだが
今は亡き竹内結子が出てるじゃないか
本作では彼女こそが主役で
何があっても主役の阿部寛を
二番手で使うという贅沢な映画である

内容としては医療モノに
ちょっとしたサスペンスな調味料を
ふりかけた作品で
吉川晃司、池内博之、玉山鉄二、
井川遥らが一癖ある登場人物を演じている
個人的には阿

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