【悪理学入門 PART3】EXIT・兼近大樹先生の著書『むき出し』が私たちの穿った見方を変える理由を解説しマッスル。(7,205文字、YouTube未公開本音エピソード付き)
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◆はじめに
いよいよ、この【悪理学入門】もパート3です。
最後は、これまで培ってきた「悪」への知識、
また、「虐待」への知識を駆使して、
あるお笑い芸人さんの書籍を引用しながら、子どもの攻撃性について考えます。
現在このお笑い芸人さんに対して、
世間では色々批判がなされているようなんですが、
まぁ私から言わせれば、あんなのただの嫉妬ですね。では、参りましょう。
◆『悪さをしない子は悪人になります』廣井亮一&『むき出し』兼近大樹
◇紹介書籍
こんばんは、和希です。
それでは本日もさっそく投稿の内容に入っていきましょう。
今週紹介していく書籍はコチラになります。
2023年1月20日に新潮社さんから発行されました、
廣井亮一先生の『悪さをしない子は悪人になります』になります。
そして、今回のパート3の投稿だけは特別に、
もう1冊書籍を紹介したいと思います。それがコチラです。
2021年10月30日に文藝春秋さんから発行されました、
兼近大樹先生の『むき出し』になります。
これは本当に素晴らしい小説です。
◇紹介書籍概要
また、これらの書籍の概要につきましては、
いつもと同じように、下記に載せておきますので、
もし書籍について気になった方は、ぜひ下記をご覧ください。
◇本書を選んだ理由
そして、今週の投稿で紹介していた廣井先生の書籍、
『悪さをしない子は悪人になります』を選んだ理由につきましては、
パート1の投稿で詳しくお話ししていますので、
もし詳しく知りたいという方は、ぜひパート1の投稿をご覧ください。
◇この投稿の内容
そして、今回このパート3の投稿で解説する内容は、前回のパート2に引き続き、
本書『悪さをしない子は悪人になります』の「Ⅰ 悪理学」の章の、
「攻撃性と依存性」の内容をかいつまんで紹介していきます。
前回のパート2の投稿では、主に、
乳幼児期の子どもへの虐待は、愛着障害を抱かせる
虐待を受けて育った子どもは、親になったら同じように虐待をする
子どもの攻撃性は、積極性や自主性などの生きる力につながる
子どもの攻撃性の裏には、依存性が隠れている
というような内容を解説してきました。
つまり、このパート2の主題というのは、
子どもに虐待まがいの体罰でしつけを行ってしまうと、
愛着障害を植え付け、攻撃性に潜む依存性を歪ませ、最終的には、
親に虐待まがいの甘えとして特大ブーメランが飛んでくるというものでした。
その特大ブーメランを飛んでこないようにするためには、
まずは「虐待をしないこと」、強いては「体罰でしつけないこと」が、
第一かと思いますが、皆さんの頭にはある一つの疑問が浮かぶかと思います。
それは、子どもの攻撃性に対して、
具体的にどんな対応をとれば良いのか?というものです。
それを今回のパート3の投稿では「攻撃性と依存性」の中にある、
「子どもの発達と攻撃性への対応」の内容を参照しながら解説していきます。
そして、今回パート3の投稿だけは特別に、
お笑い芸人のEXIT・兼近先生の著書『むき出し』の内容を参照して、
子どもの攻撃性への対応を具体的に解説していければと思います。
兼近先生といえば、最近メディアでまた騒がれてしまっていますが、
そんなことは今回の投稿にあまり関係ないので、触れません。悪しからず。
けれど、視聴者の方の中には、このパート3の投稿で、
なぜ兼近先生の著書を取り上げたのか?と疑問に思う方もいるかと思います。
ここでは長くなってしまうので詳細は語りませんが、ひとまず、
本書の内容がとてつもなく最高の反面教師的な役割を果たしてくれると感じた
という理由があると、今は知っていただければ十分です。
どう最高なのかは、実際に本編の中で紹介していきます。
子どもの攻撃性への対応法を名著2冊を参照しながら見ていきましょう。
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