生きること自体には意味はない、目的を持つから意味が生まれる
我思う、故に我あり。フランスの哲学者デカルトの言葉。
心臓の難病に罹患し、生きることが永遠ではなく、終わりは突然にやってくるかもしれないことを肌感覚で理解した。それ以降、医療の力で生かされていることを踏まえて、この人生をどのように充実したものにしていくかを深く考えるようになった。
いつ途絶えるかわからない状態になると、出世にはさほど興味がなくなる。自分に嘘をついて無理をしてハードワークをしても、同時に自分の人生を縮めてしまっており、結果を期待する前に人生が終わってしまう。