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「介護の大変さを少しでも、やわらげる方法」⑰「眠れない時に試していただきたいこと」。
いつも読んでくださっている方は、ありがとうございます。
おかげで、書き続けることができています。
初めて読んでいただいている方は、見つけていただき、ありがとうございます。
私は、臨床心理士/公認心理師の越智誠(おちまこと)と申します。家族介護者の心理的支援を仕事にしています。
いつも読んでくださる方には、繰り返しになり、申し訳ないのですが、私も家族の介護をしていた時期があります。その時間の中で、家族介護者の方の、こころのサポートが必要だと考え、臨床心理士になりました。その後、公認心理師の資格も取得しました。
家族介護者の負担
家族介護者の方にとっては、介護が始まってから、いつ終わりが来るか分からない毎日が続いているかと思います。
その気持ちの状態は、単純ではなく、説明しがたい大変さではないかと推察することしかできないのですが、それでも、ほんの少しでも負担感や、ストレスを減らせるかもしれない方法は、お伝えする努力はしていきたいと考えています。
時間的にも余裕がなく、どこかへ出かけることも出来ない場合がほとんどだと思いますが、この「介護の大変さを、少しでもやわらげる方法」シリーズでは、お金も時間も手間もなるべくかけずに、少しでも気持ちを楽にする方法を考えていきたいと思います。
もし気が向いたら、試してみてもらえたら、幸いです。
「眠れない時に、試していただきたいこと」
「介護の大変さを、少しでもやわらげる方法」シリーズは、17回目になりますが、「眠れない時に、試していただきたいこと」です。
今回は、この本↓に教えられたことを、お伝えしたいと思います。
全体の内容も、「なんだか生きづらい」と思っていらっしゃる方には、気持ちが楽になるような書籍で、参考にしていただきたいと思うのですが、その中で、「不眠」≒「眠れない時」に関して、独特の視点で触れていました。
「不眠とは死ぬに死ねない状態である」ということになる。「死ぬに死ねない」というのは、幕を下ろす気になれないということであり、「今日という一日を生きたという手応えがない」という未練があるということを示しているのです。
このように考えるようになってから、クライアントにも自分自身にも、一日の最後に眠れない場合には、「ほんの少しでもよいから、自分らしい時間を過ごすように」と勧めるようになりました。
この「自分らしい時間」の内容は、人によって千差万別です。読書の人もあれば、音楽の人を聴く人もある。身体を動かすことや、日記をつけることかもしれない。いずれにせよ、その人らしい充実感がわずかの時間でも味わえると、不思議と眠気が自然に訪れるものなのです。
「死ぬに死ねない」という言葉が最初にあると、ちょっと驚いてしまったり、身構えさせてしまったかもしれませんが、基本的には、少しでもより良く生きる、という話に、つながることだと思います。
例えば、ここのところ、横になってから「なかなか眠れない方」であれば、「自分らしい時間」を過ごしただろうか、と内省していただくのは、いかがでしょうか。
もちろん、ご家族を介護されていたりする場合は、「自分らしい時間」を確保するのは、とても難しいと思います。24時間体制で、ずっと気を配り続けていらっしゃる状況かもしれません。
疲れ切って、床に着いたらすぐに眠れる方の場合は、睡眠が休養につながるので、そのことについては、ご心配されることはないのだと思いますが、疲れているにも関わらず眠れない場合には、この「自分らしい時間」を少しでも過ごす工夫をされる試みは無駄にはならないように思います。
「自分の気持ち」に意識を向ける
もちろん、すぐに眠れない時には、介護をされているので、ずっと気にかかる、という緊張感が原因になっている場合もあると思います。それについて、眠る時だけでも気にされないほうが、などとお伝えしても、それで、急に気持ちを切り替えるのは、とても難しいと思います。
この場合、大事なのは「自分らしい時間」というところだと思いますが、「眠れない時」に、「こんなことをしては?」という方法は、これまでも数多く語られてきました。
体を動かしたり、リラックスしたり、温かい牛乳を飲んだり、いい香りを利用したり、と様々なことを試されてきた方もいらっしゃるかもしれません。
それが、どれも、うまく眠りにつながらない場合に、外側の情報ではなく、ご自分の内部…気持ちに注目してみるのはいかがでしょうか。
今、介護をされているとすると、ずっと介護のことばかりを考えることになり、その状態に適応することによって、介護を継続されている方も、少なくないはずですし、そうした場合に「自分らしい」ことを、自分の気持ちに聞く、などと言われても、おそらくは返って負担になってしまうはずです。
ですので、無理のない範囲で構いませんので、「眠れない時」に、「自分らしい時間」について、考えてみるだけでも意味があるように思います。
「これをしている時が、自分は一番リラックスできる。もしくは自然に心地いい時間が過ごせる」ことを思い出すか、考えてみるだけで、自分に意識を向けることになり、それは自分を大事にすることにもつながると思います。
「自分らしいこと」
それだけでも意味があるとは思いますが、その上で、その「自分らしいこと」を、短い時間であっても、実際に行うことによって、自分の気持ちが思ったよりも整う、というか、生きる実感みたいなことを味わえ、それによって、眠れる可能性もあります。
その「自分らしいこと」を知っているのは、ご自分だけで、そして、それは、他の方から見たら、とても眠れるような方法に見えないとしても、大事なことは、ご自分自身の「自分らしさ」を見つけることだと思います。
もし、よろしかったら、試してみるのは、いかがでしょうか。
ただ、無理はせず、「自分らしい時間」を送ろうとすること自体が、今は苦痛につながるほどの緊張感のある日々でしたら、今回は、スルーしていただいた方がいいのかもしれません。
今回は、以上です。
もし、こうした方法で負担感が減らなかったら申し訳ありません。よろしかったら、他の方法も、気が向いた時に試していただければ、幸いです。
(他にも、いろいろと介護のことを書いています↓。よろしかったら、読んでいただければ、ありがたく思います)。
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![越智誠 臨床心理士/公認心理師 『家族介護者支援note』](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21599384/profile_27a9e9f53ac8ae2fe25b3275571affff.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)